北鎌倉古民家ミュージアムの「おひなさま展」で日本の伝統行事を再発見!築100年以上の歴史ある建物にも注目
北鎌倉駅から徒歩2分の線路沿いにある北鎌倉古民家ミュージアム。その名の通り古民家をリノベーションして作られた鎌倉らしい建物の魅力と、5月まで開催されている「おひなさま展」をご紹介します。
北鎌倉古民家ミュージアムとは?
北鎌倉古民家ミュージアムは別の場所に建っていた築100年以上の古民家3軒を現在の場所に移築した展示施設で、あじさいや着物など1年を通して日本の和を感じられる展示が行われています。
ゲートのように作られた入り口。移築される前はどのように使われていたのか気になります。
古民家ならではの一本の木から削られた梁や太い柱が見事。日本の伝統的な建築技術の凄さを感じました。
建物だけでなく庭園も綺麗に整備されており、あじさいの季節には庭園全体を使って見事なあじさいが展示されます。
おひなさま展の見どころ
おひなさま展では一般的な段飾りだけでなく、多様な飾り方や形状、江戸時代に作られた貴重なものまで様々な作品が展示されています。
広い空間の中央に展示された2つの紫宸殿(ししんでん)飾りが圧巻のひと言。明治~大正時代に作られたとされる作品の精巧さは時間を忘れて見入ってしまうほど。
老人の顔をした百歳雛(ももとせびな)は江戸時代から健康と長寿を祝うおめでたい人形だそうです。
独特な木の温かみを感じられる一刀彫雛飾り。
館内にはおひなさまだけでなく、鎌倉にゆかりのある源義経の人形なども展示されていました。
華やかなつるし飾りも見どころのひとつ。重厚感のある館内を明るく彩り、気分を盛り上げてくれます。
ひと通り見終わったら入口付近の売店へ。 お土産や記念になりそうな手作りのおひなさまグッズも販売されています。
「昔のこども着物展」も同時開催
館内に入ってすぐの階段を上った2階スペースではこどもの着物も展示されています。江戸時代の伝統的な柄の女児着物から、大正時代の自動車をあしらったユニークなものまで、時代の移り変わりと共に変化するデザインが楽しめます。
北鎌倉散策で立ち寄りやすい北鎌倉古民家ミュージアム
円覚寺と明月院の中間にある好立地なので、北鎌倉を散策する際にはぜひ立ち寄ってみてください。見どころ満載なので、ついでに立ち寄る際は少し時間に余裕をもって入館することをお勧めします。
近くにはおしゃれなカフェも沢山あるので歩き疲れたら休憩を挟みつつ、北鎌倉の自然と日本文化を堪能するお散歩コースはいかがでしょうか。
おひなさま展
スポット名 | 北鎌倉古民家ミュージアム |
イベント期間 | 2021年1月23日(土)~ 2021年5月9日(日) ※開催期間は変更になる場合がございます。 |
入場料 | 大人500円 中高生300円 小学生200円 |
住所 | 〒247-0052 神奈川県鎌倉市山ノ内392−1 |
電話 | 0467-25-5641 |
営業時間 | 10:00~16:00 |
休館日 | 会期中お休みはございません |
公式HP | https://www.kominka-museum.com/ |