博物館・美術館

北鎌倉古民家ミュージアムであじさいも展示も堪能

2023.07.19

JR北鎌倉駅から徒歩2分ほどの場所にある北鎌倉古民家ミュージアム。古都鎌倉の雰囲気にマッチしたその外観は魅力的です。
一年を通して様々な展示が行われますが、あじさいシーズンは特に華やか。この時期に行われるあじさい展を含めて、この時期の北鎌倉古民家ミュージアムの楽しみ方をご紹介します。

歴史ある古民家でアートを楽しむ

JRの線路沿いにある北鎌倉古民家ミュージアム。円覚寺や明月院など、多くの方が訪れる有名な観光スポットのすぐ近くにあります。線路沿いを歩いていると見える入口は、趣があってつい目を惹かれます。
その名の通り古民家を改装して建てられたミュージアムで、かなりのこだわりを持って造られました。築年数は不明とのことですが、おそらく江戸後期から明治初期の建築とされる建物を移築したものだそう。10年以上の時を経て完成したということです。
建物自体も魅力的ですが、その時々で行われている展示も見逃せないものばかり。特にあじさい展の際は、アートの他にあじさいの小径であじさいを堪能できるのが魅力です。

梅雨時期のミュージアムであじさいの魅力に心を掴まれる

梅雨の時期が到来すると、鎌倉全体があじさいの魅力で溢れます。北鎌倉古民家ミュージアムも美しいあじさいで人々の心を掴むスポットの一つ。
あじさい展が行われると同時に、あじさいの小径で様々な種類のあじさいを見ることができます。梅雨時期のミュージアムの魅力とは?

100種類以上のあじさいをじっくり楽しむ

北鎌倉古民家ミュージアムでは、100種類以上のあじさいの花が所狭しと並びます。建物の周りにあじさいの小径が作られ、あじさいに囲まれながら歩くことができるのです。
小径の一角を見るだけでも、あじさいの色も形も様々。青や紫、ピンクのものもあります。

普段歩いている道端でもあじさいを見ることはあると思いますが、こんなにもたくさんの種類のあじさいがあることを知っている方は少ないのではないでしょうか。

新緑の中に咲くあじさいも、爽やかさの中に上品な魅力が引き立って美しいです。
ミュージアムの敷地内と言っても、様々な表情を見せてくれるお庭。隅から隅まで見て、お気に入りスポットを探してみては?

あじさいの小径では、ベンチに座って一休みすることもできます。座ってじっくりとあじさいを鑑賞することは少ないと思うので、この機会にぜひ。
雨の日さえ楽しみになるような、しっとりとしたあじさいの魅力を感じてみてください。

あじさい展で様々な表現に触れる

あじさいのシーズンには、あじさい展も行われます。館内で見ることができるのは、あじさいをモチーフにした美術品の数々。

あじさいをテーマにした絵画は鎌倉を代表するあじさい風景のものなどが展示されています。作品によって切り取る風景やあじさいの表現も様々なので、夢中になってじっくり見ているとあっという間に時間が経ってしまいそう。

絵画以外にもアートの展示がされています。一口にあじさい展と言っても、アートによってあじさいの印象が全く異なるのでぜひ楽しんでみてください。

「舌ひで子の河童さん展」でゆったりと和む

あじさい展と同時に行われている「舌ひで子の河童さん展」。どこかユーモアのある表情が気持ちを和ませてくれる焼物は、信楽の土を使って作られています。焼物の優しい風合いが魅力的。

墨彩画や器などの展示もあり、ふんわりと包み込んで切れるような、少し前向きになれるような言葉をくれるアートが並びます。テーマは「ともだちの輪」ということで、ゆったりとした気分で楽しめる作品ばかり。

館内のいたるところに展示品があるので、見つけるたびにほっこりとできそう。あじさいの美しい姿とあわせて、和みの時間も味わってみては?

あじさいと展示に心惹かれる贅沢な時間

北鎌倉古民家ミュージアムでは、梅雨の時期には100種類以上のあじさいと一緒に、展示を楽しむことができます。雨の多い時期ですが、雨つゆに濡れるあじさいの美しさを庭で堪能し、様々な表現のあじさいのアートも室内で見ることができるのは嬉しいところ。
ゆったりとした贅沢な時間を、あじさいとアートの世界に浸って過ごしてみては?

記事を書いた人
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