海や山の自然に囲まれた鎌倉は、古都としての風情や文化も楽しめる魅力的なスポットです。そんな鎌倉で、ひとときの贅沢な時間を過ごしたいときにおすすめなのが、長谷駅から徒歩6分の場所にあるお店「Beau Temps」です 。
今回は、鎌倉の隠れ家的ワインバー「Beau Temps」の魅力をご紹介します。

鎌倉の路地裏に佇む隠れ家のようなお店

「Beau Temps」は、江ノ島電鉄線 長谷駅から徒歩約6分の場所にあります。長谷駅からは、鎌倉大仏方面に歩き、長谷観音の交差点を右折し、3本目の路地を真っすぐ約50m進んだところにあります。古民家を改造した建物で、路地裏にひっそりと佇んでいます。

「Beau Temps」とはフランス語で「美しい時間」という意味で、店名の通り素敵な時間を過ごすことができるお店です。店内は木の温もりや緑が感じられる落ち着いた空間で、カウンター席やテーブル席、テラス席など様々なシーンに合わせて利用できます。壁にはワインボトルや地図が飾られています。テラスには葡萄の木が生い茂っており、まるでワイナリーにいるような雰囲気です。

こだわりの自然派ワインを堪能

「Beau Temps」では、世界各国から厳選された自然派ワインを楽しむことができます。
自然派ワインとは、農薬や化学肥料を使わずに栽培されたぶどうから造られたワインで、添加物や人工的な操作を極力排除しています。そのため、ぶどう本来の味や香り、土地の特徴が生きており、体にも優しいと言われています。

お店で提供している自然派ワインは、ヴァン・ナチュールと呼ばれる最も自然な造り方をしたワインです。
ヴァン・ナチュールは、ビオディナミやオーガニックなどの自然に近い農法で栽培されたぶどうを使い、酸化防止剤や天然酵母などの添加物を一切加えずに発酵させます。また、ろ過や澄ませなどの工程も行わずに瓶詰めします。そのため、澱が残っていることが多く、透明度が低いことが特徴です。

約200種にも及ぶワインはヴァン・ナチュールだけにこだわり、店主が自ら試飲を繰り返し厳選したワインだけを仕入れています。軽めからしっかりとしたつくりのワインまで、偏ることのないようセレクトしているそうです。ソムリエがお客様の好みや料理に合わせてワインを提案してくれるので、初めての方でも安心して楽しむことができます。

旬の食材を使った相性抜群の料理

ランチタイムには、ランチ限定のプリフィックスコース（前菜盛り合わせ＋選べるメインディッシュ）を提供しています。メインの料理はお肉かお魚から選ぶことができます。どちらもその日仕入れた新鮮な食材を使っており、味も見た目も楽しめます。

お肉のメインは、山形県産 豚肩ロース肉のローストです。山形県産の銘柄豚を使用した豚肩ロース肉は、ジューシーで柔らかく、甘みと旨みがあります。マスタードソースはさっぱりとした酸味と辛味が効いており、豚肉とよく合います。

お魚のメインは、鮮魚のローストです。三浦半島から届く新鮮な魚介類を使った一品です。その日に仕入れた旬の魚をローストして、バルサミコソースで仕上げます。バルサミコソースは甘酸っぱくてコクがあり、魚の風味を引き出します。

そのほかにもプラス料金で「国産牛ランプ肉のステックフリット」を頼むこともできます。
どの料理もその日に仕入れた新鮮な野菜や朝どれの鮮魚など、地元の新鮮な食材を使って丁寧に調理されています。

厳選された食材と自然派ワインを味わうなら「Beau Temps」で

今回はランチメニューをご紹介しましたが、「Beau Temps」はディナータイムも営業しています。3種類のコースやアラカルトメニューなどがあり、大人数での宴会や記念日のお祝い、サプライズなども行っています。ディナータイムにはランチタイムにはないメニューも登場するので、ぜひ訪れてみてください。
鎌倉散策の際には、「Beau Temps」で自然派ワインとフレンチを堪能してみてはいかがでしょうか。