自然

【2020年最新】鎌倉のあじさい穴場スポット5選!

2020.07.29

長谷寺や明月院は鎌倉のあじさいスポットとして有名ですが「人が多すぎてあじさいをじっくり鑑賞できない」「もっと人がいない場所であじさいを堪能したい」と思う方もいるのではないでしょうか。そこでこの記事では、鎌倉市民の私が、鎌倉のあじさい穴場スポットを5つ紹介します。この記事で紹介するスポットはどこも人手が少なく、地元民しかしらない場所もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポット①葛原岡神社

葛原岡神社は、鎌倉駅から徒歩約30分と離れた場所に位置していますが、生い茂る木々を感じられたり、小高い山から鎌倉の景色を見下ろせたりできるのが魅力です。葛原岡神社には6月中旬から境内にさまざまな種類のあじさいが咲きはじめます。神社とあじさい、鎌倉の絶景とあじさいなど、さまざまな角度からあじさいを楽しめるのは、葛原岡神社ならではの魅力と言えるでしょう。

葛原岡神社からは、山々を一望できるスポットもあり、そこには数多くのあじさいが咲いています。素晴らしい景色とあじさいを両方堪能できるのは、葛原岡神社ならではです。

葛原岡神社の見所

葛原岡神社にはあじさいの他にもいくつか見所があるので紹介します。

①魔去る石

魔去る石とは、”魔が去る”が転じて「勝る」という意味があり、盃を石に当てることで、幸せを勝ちとれるというものです。初穂料は100円。訪れた際はご利益にあずかってみてください。

②日野俊基の墓

神社に入る手前で、日野俊基の墓も見ることができます。そこには、日野俊基が死に際して詠み残した”辞世”があり、『古来より「死もなく生もない」という言葉がある。自分も精一杯頑張ったが、残念ながら、万里の果てに雲が尽きる様に、今は万策尽き果て、この様な結末となったが、理想の為に力尽きたのだから、生や死はもはや問題ではなく、少しの恨みもない。今は、長江の水が清らかな如く、自分の心は一点のけがれもなく、さわやかである。』(引用:葛原岡神社)と書かれています。

③男石・女石

境内には「縁結び石」として男石・女石が祀られています。社務所で購入できる縁結びのお守りに付いている、赤い糸の付いた五円玉を、石に掛かるしめ縄に結び付けることで良縁に恵まれるとされており、女性に人気のスポットです


葛原岡神社へのアクセス

葛原岡神社には、鎌倉駅西口から銭洗神社へ向かい、銭洗神社をさらに奥に進んで約10分ほどの場所に位置しています。道中は鎌倉の自然を感じられ、森林浴によって日々の疲れを癒すこともできますよ。

葛原岡神社について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポット②御霊神社

「御霊神社」は鎌倉名物の江ノ電とあじさいを同時に撮影することができる穴場スポット。一部の市民・観光客にのみ知られている観光地です。また、境内には、いたるところに紫陽花が咲いており、御霊神社をより魅力的に彩っています。また、最近では有名ドラマの撮影地にもなったことから、鎌倉好きの人の間で愛されている神社でもあります。

御霊神社の見所

御霊神社もあじさいの他に見所があるので、いくつか紹介します。

①夫婦銀杏

御霊神社本殿向かって右には、樹齢約400年の立派な銀杏の木が立っています。これは夫婦銀杏と呼ばれており、向かって左がオス・右がメスとされています。二つの銀杏の木が毎年揃って、銀杏の実を作ることから、夫婦円満・家内安全・子宝安産のシンボルとして、知られています。

②庚申塔

江戸時代に中国から庶民の間に伝わったとされているのが、庚申信仰です。庚申信仰によると、人間の体の中には「さんし」と呼ばれる虫がおり、庚申の日の夜に、体を抜け出し悪事を神に伝えると言われています。鎌倉の坂ノ下でも、昭和30年代まで庚申信仰を重んじていたとされており、庚申の日の夜は、眠らずに飲食談笑して過ごしたそうです。現在庚申塔は12基あり、なかには鎌倉市指定の民俗文化財も含まれています。

③石上神社

かつて御霊神社の前の浜に、巨大な石があり、多くの船が座礁し多くの命が奪われたと言われています。これを海神の怒りと考えた村人が石を引き上げ、その上部を祀って、石上神社と称したそうです。この神社は、海上安全・豊漁の守護神として今も篤く信仰されています。

御霊神社へのアクセス

御霊神社は江ノ電の「長谷駅」から徒歩約5分の場所にあります。少しわかりにくいですが、「鎌倉権五郎神社」の看板を目印に、たどれば、無事辿り着くことができるはずです。

なお、御霊神社についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポット③光則寺

知名度は低いものの、数百種類ものあじさいを堪能できるのが光則寺です。観光スポットとしても穴場であることから、自分のペースでじっくり紫陽花を楽しむことができます。また、一年を通して草木を楽しめるうえに、自然豊かな山奥に佇んでいることもあって、一歩足を踏み入れると日常とは別世界の空間に入りこんだ感覚に。ぜひ鎌倉に足を運んだ際は訪れてほしい穴場スポットです。

このように光則寺には、全国各地から集められた数百種類もの紫陽花が咲いています。お寺の中は庭のような造りをしておりいくつもの道がいたるところに伸びているその景色もまた趣き深いものがあります。ぜひゆっくりとお寺の中を周り、あじさいを堪能してみてください。

光則寺の見所

ここからは、光則寺の見所をいくつか紹介します。

①土牢に続く階段のあじさい

光則寺の奥には土牢があり、土牢に続く階段の脇にもあじさいが咲いています。光則寺でのあじさいのベストスポットはこの階段といっても良いでしょう。数種類の紫陽花とともに、木に囲まれた静かな雰囲気も一緒に感じることができ、身も心も癒されるひとときを過ごせます。

②裏山の土牢

光則寺の裏山の土牢は、文永8年(1271年)に布教活動をしていた際に捕らえられた、日蓮聖人の弟子である日朗を幽閉していたものと言われています。目の前に立つとその大きさに圧倒されるほどの大きさです。周囲の自然の雰囲気と合間って、そこにはピリピリとした独特な空気が流れているのを感じられます。

③「立正安国論御勧由来」が彫られた石碑

立正安国論とは、日蓮が文応元年(1260年)当時の鎌倉幕府に提出したもので、大地震・疫病・飢饉など、災害に見舞われていた当時の鎌倉が今後どうあるべきかを記したものです。立正安国論には、「仏教をないがしろにしたことが、人間のエゴを生み出し鎌倉の災難を生んだ。今こそ、仏教を見直すべきだ」という内容が書かれています。これはどこかコロナウイルスや災害に見舞われている現在とリンクする内容にも思えます。光則寺に訪れたことをきっかけに、今現在の日本・世界のあり方を立正安国論から学ぶ機会にしても良いかもしれません。

光則寺へのアクセス

光則寺は、長谷寺の真横にあり、江ノ電「長谷駅」から徒歩約5分ほどの場所にあります。「鎌倉いとこ」を目印に横道をまっすぐ進むのがおすすめです。

なお、光則寺について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポット④妙本寺

鎌倉最大級の木造仏堂建築である祖師堂や、日蓮聖人銅像など、鎌倉の歴史を感じられる妙本寺ですが、観光地としてあまり知られておらず、綺麗なあじさいが堪能できることも、あまり知られていません。妙本寺で見られるあじさいや、観光での見どころを余すことなくご紹介します。

妙本寺のあじさいの一番の見所は、方丈門をくぐった先にある階段両脇のあじさいです。まさにあじさいロードと言わんばかりにあじさいが咲いています。あじさいと苔の生えた階段を一緒に撮影すれば、味わい深い写真をおさめることができますよ。

妙本寺では二天門前にもあじさいがたくさん咲いており、いつまでもそこにいたいと思うような景色が広がっています。なお、二天門は、仏教の守護神である四天王のうち、持国天と多聞天が安置されていることから名称が付けられ、向かって右側が持国天、左側が多聞天です。

比企一族の墓の前で咲くあじさいはどこか儚げ。北条氏に滅ぼされた比企一族の無念を弔っているかのようにも思えます。

妙本寺の見所

ここからは、あじさい鑑賞時に回るべき妙本寺の見所を紹介します。

①鎌倉最大級の木造仏堂建築物「祖師堂」

妙本寺の中でも圧倒的な存在感を放っているのが「祖師堂」。正面は約18.7m、奥行きは 約19.7mととても大きな木造仏堂建築物です。妙本寺の祖師堂は鶴岡八幡宮や建長寺の法堂と並んで、鎌倉地方の幕末寺社建築を代表するものであると言われています。鎌倉の中でも貴重な建物なので、ぜひ妙本寺を訪れた際は祖師堂にも注目してみてください。

②日蓮聖人銅像

妙本寺の境内には日蓮聖人銅像が建っています。日蓮は妙本寺を語る上で欠かせない人物です。そこには「ながくふかい縁に導かれて このお寺で 日蓮聖人に出会い 法華経を信じ お題目を唱えて 今生を力いっぱい 生きた人たち ここにやすらぐ」と書かれています。

③本堂

方丈門をくぐって階段を上ると立派な本堂を見ることができます。釈迦牟尼仏、上行・無辺行・浄行・安立行の四菩薩、日蓮聖人像が安置されており、鬼子母神・十羅刹女・徳叉迦も祀られているそうです。

④山道をはじめとした景観そのもの

妙本寺は、景観そのものがダイナミック。山道や、祖師堂から見れる木々はまさに絵画のようです。山の中で々に囲まれた空間は、非日常的な雰囲気を演出しています。

妙本寺へのアクセス

妙本寺は、鎌倉駅から徒歩約10分の場所にあります。鎌倉郵便局の横道をまっすぐ進み、突き当りを右へ、その後橋を渡ってまっすぐ進むルートが最もおすすめです。

ちなみに、妙本寺のあじさいについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポット⑤稲村ガ崎公園

江ノ電「稲村ヶ崎」から徒歩約5分の場所にある「稲村ガ崎公園」。海と江ノ島を一望でき、晴れた日の夕方には綺麗な夕日を見ることができる鎌倉の観光スポットのひとつです。そんな稲村ガ崎公園も、実は隠れたあじさいの穴場スポット。ここからは、稲村ガ崎公園で見れるあじさいや見所を紹介します。

稲村ガ崎公園では6月の中〜下旬にかけて、公園の頂上へ向う途中に多くのあじさいが咲いているのを見ることができます。様々な種類・色のあじさいが咲いている上に、稲村ガ崎公園の美しい景観もあいまって、素敵な写真を撮影できる穴場スポットです。また、波が岩肌に打ち付ける音・風のせせらぎ・高台から見下ろせる街の風景・トンビの鳴き声など、五感をフルに使って自然と感じられるのも稲村ガ崎公園ならではの魅力といえるでしょう。

稲村ガ崎公園の見所

稲村ガ崎公園は、あじさいの他にも見所があるので、いくつか紹介します。

①稲村ガ崎公園から眺める海・江ノ島

稲村ガ崎公園から見える海は、他の海岸から見る海と比べても壮大に映るのが特徴です。また、遠くの海に浮かぶ見える江ノ島が見えるのも稲村ガ崎公園の魅力です。海と江ノ島を見ているだけで、身も心も休まる心地がします。

②富士見百景に選ばれる絶景

稲村ガ崎公園は、関東の富士見百景に選ばれています。晴れていれば富士山を見ることもでき、江ノ島と富士山が同時に見れる景色は圧巻。富士山と江ノ島を捉えるためにカメラを構える方の姿も見られます。

夕日×江ノ島×富士山を捉えた写真は、絵画のよう。実際に稲村ガ崎から見る景色は壮大さ、儚さを兼ね備えており、心に残るワンシーンとなるはずです。

③稲村ヶ崎温泉

稲村ガ崎公園を挟んですぐ目の前には「稲村ヶ崎温泉」があります。稲村ヶ崎温泉は、鎌倉で唯一の天然温泉。温泉からは海を見ることもでき、旅の疲れを癒すことができます。泉質は平成前期までは世界で2か所しか確認されていなかった貴重な温泉資源のひとつ「モール泉」。疲労回復、冷え性や皮膚乾燥症の改善、ストレス解消、関節痛、などさまざまな効能があるそうです。稲村ガ崎公園を訪れた際は、旅で疲れた体を海が見える温泉で癒してみるのも良いでしょう。

なお、稲村ガ崎のあじさいについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。

鎌倉のあじさい穴場スポットでゆったり過ごそう

鎌倉にはいくつかあじさいの名所がありますが、どれも雑誌やメディアに取り上げられているため、混雑は避けられません。せっかく鎌倉に来たからには、あじさいのベストショットを取って、良い思い出を持って帰りたいと思うのではないでしょうか。この記事で紹介した「葛原岡神社」「御霊神社」「光則寺」「妙本寺」「稲村ガ崎公園」はまさにあじさいの穴場スポット。観光客が少ない中であじさいを撮影することができます。また、どこもあじさい以外の見所が充実しているため、「あじさい×鳥居」「あじさい×江ノ電」「あじさい×本殿」など、鎌倉らしいあじさいフォトを撮ることができるのも魅力といえます。ぜひあじさいの季節は、この記事を参考に鎌倉のあじさいを満喫してみてください。

記事を書いた人
鎌倉の海・山・街・人が大好きな、鎌倉市在住のフリーライターです。365日中360日以上鎌倉で過ごしています。鎌倉の街をぶらぶら歩きながら、穴場スポットや隠れた名店を探すのが日頃の楽しみです。このサイトで紹介する記事には、実際に鎌倉に住んでいる僕ならではの視点と感覚を盛り込んでいます。鎌倉で過ごす時間をより楽しい時間にしたい方は、ぜひ僕の記事だけでなく、このサイトの記事を読んでみてください。個人でもツイッター・ブログを開設しているので、鎌倉について知りたいことがあれば、ご訪問ください!