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超穴場!ゆっくりあじさい鑑賞できる「葛原岡神社」。アクセスや魔去る石など見所を紹介

2020.07.04

「葛原岡神社」はあじさいの超穴場スポット。ご利益は縁結び・学問・開運!

鎌倉駅から徒歩約20分。葛原岡神社は、有名観光地である銭洗弁天をさらに超えた山の上にあります。ご利益は開運・学問・縁結び。さらにそこには鎌倉の自然と神社が調和する素晴らしい空間が広がっており、普段は鎌倉市民がこっそり足を運ぶ穴場スポットです。生い茂る木々を感じられたり、小高い山から鎌倉の景色を見下ろせたりできるのは、葛原岡神社ならではの魅力。また、あじさいが咲く季節には、絶好のあじさい鑑賞スポットにもなります。そこで今回は、葛原岡神社で見れるあじさいに加え、見所や歴史をご紹介します。

葛原岡神社なら、咲き誇るあじさいをじっくり鑑賞できる!

葛原岡神社には6月中旬から境内にさまざまな種類のあじさいが咲きはじめます。観光客に知られていない場所なので、長谷寺や明月院に比べてじっくりとあじさいを鑑賞できる穴場スポットです。神社とあじさい、鎌倉の絶景とあじさいなど、さまざまな角度からあじさいを楽しめるのは、葛原岡神社ならではの魅力と言えるでしょう。

鳥居とあじさいのコラボも味があって素敵な写真に。

特に、葛原岡神社の奥にあるあじさい畑は圧巻です。いくつもの種類のあじさいが咲いており、まるで自分だけがあじさいに囲まれたような、観光客で殺到する他の有名スポットでは味わえない感覚を味わえます。

また、葛原岡神社には丘があり、丘を少し下ると、そこでもたくさんのあじさいを鑑賞できます。ぜひ境内だけでなく、神社周辺のあじさいも堪能して見てください。葛原岡神社を散策するだけで身も心も癒され、充足感を味わえるはずです。

葛原岡神社の歴史

葛原岡神社は後醍醐(ごだいご)天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した「日野俊基(ひのとしもと)」を祀る神社です。日野俊基は幼い頃から学問の道に優れ、有能な人物だったため、後醍醐天皇の側近として活躍した人物。当時の鎌倉幕府は、悪政を続けており、後醍醐天皇は政治を正しい道へと導くべく、幕府を倒す計画を立てます。ところがその計画が幕府に漏れてしまい、後醍醐天皇の側近である日野俊基も捕らわれの身となり、鎌倉の葛原岡にて死去しました。その後鎌倉幕府は、日野俊基が説得して味方につけた楠木正成・新田義貞らの活躍により滅亡することになります。なお、葛原岡神社は、明治天皇が、倒幕に貢献した日野俊基の足跡を残すべく、明治20年に創建されました。

なお、葛原岡神社は、「由比ヶ浜の総鎮守」でもあります。また、日野俊基の活躍が次の時代の道を開いたとして、「海運の神様」さらには、日野俊基が文章博士として優れた能力を持っていたことから、「学問の神様」としても知られています。

葛原岡神社の見所を紹介!

ではここからは、具体的に葛原岡神社の見所を紹介します。ぜひここで紹介する見所を押さえて、鎌倉旅行の素敵な思い出を作っていってください。

①魔去る石

魔去る石とは、”魔が去る”が転じて「勝る」という意味があり、盃を石に当てることで、幸せを勝ちとれるというものです。初穂料100円なので、訪れた際はぜひ盃を石に当てて、ご利益にあずかってみてください。

②男石・女石

境内には「縁結び石」として男石・女石が祀られています。社務所で購入できる縁結びのお守りに付いている、赤い糸の付いた五円玉を、石に掛かるしめ縄に結び付けることで良縁に恵まれるとされており、女性に人気のスポットです

なお、葛原岡神社の絵馬はハート型。飾ってあるだけで写真映えがします。

また、恋みくじで恋の行方を占うのもおすすめです。

③本殿の「昇進の神龍」

本殿には、約120年にわたり祭神を守り続けてきた神龍を見ることができます。120年の歴史を刻み続けているだけあって、強いエネルギーを感じます。なお、神様の使いであるためより早く願い事を届けてくださるよう、お参りすると良いとされています。

④日野俊基の墓

神社に入る手前には、日野俊基の墓も見ることができます。そこには、日野俊基が死に際して和歌、漢詩等に思いをこめて詠み残した”辞世”があり、次のように書かれています。『古来より「死もなく生もない」という言葉がある。自分も精一杯頑張ったが、残念ながら、万里の果てに雲が尽きる様に、今は万策尽き果て、この様な結末となったが、理想の為に力尽きたのだから、生や死はもはや問題ではなく、少しの恨みもない。今は、長江の水が清らかな如く、自分の心は一点のけがれもなく、さわやかである。』(引用:葛原岡神社)日野俊基の墓の前で、自分の人生について考える時間を取るのも、葛原岡神社の良い過ごし方の一つ。ぜひ、静かで壮大な自然の中で、忙しくすぎる日常では取れない時間を設けてみてはいかがでしょうか。

⑤相槌稲荷社

葛原岡神社境内にある相槌稲荷社は、鎌倉時代の鍛治職人、五郎入道政宗に縁がある稲荷社です。

そのほかの見所

ご終焉(しゅうえん)の地碑

ご終焉(しゅうえん)の地碑は、本殿の左側にあります。

こもれび広場

源氏山の自然を満喫しながら、休憩したり、ご飯を食べたり、心身ともにリラックスできる空間です。

道中の自然・山から見下ろせる風景

葛原岡は源氏山を登ったところにあるため、素晴らしい景色を堪能できる場所でもあります。自然と文化の素晴らしさを同時に感じられるのは葛原岡神社ならではの魅力です。

葛原岡神社では御朱印ももらえる

葛原岡神社では、御朱印をもらうことができます。御朱印をもらいたい場合は、鳥居の手前にある社務所を訪れましょう。

葛原岡神社へのアクセス

葛原岡神社は、鎌倉駅から徒歩20〜30分ほどの場所に位置しています。道中は坂道を登ることになるため、たどり着くまでに時間がかかってしまいますが、時間をかけてでも訪問すべき素晴らしい場所です。なお、もしも鎌倉旅行で訪問する際は、時間に余裕を持ったスケジュールを組むのがおすすめ。レンタサイクルで葛原岡神社に向かえば、自然の中をサイクリングすることもできます。

あじさいを満喫するなら葛原岡神社へ!学問・開運・縁結びのご利益にあずかろう!

葛原岡神社は、学問・開運・縁結びのご利益がある神社でありながら、あじさいの穴場スポット。それでいて人に知られていない場所なので、じっくりと満喫できるのが魅力です。また、この記事を参考に、歴史的背景を知ってから参拝することで、より葛原岡神社の魅力を感じれるはずです。鎌倉に旅行する際は、ぜひ一度訪問してみてください。

葛原岡神社
〒247-0063 神奈川県鎌倉市梶原5-9-1
TEL:0467-45-9002(午前8時30分〜午後4時30分)
拝観料:無料
トイレ:あり
駐車場:あり(10台ほど)
URL:http://www.kuzuharaoka.jp/index.html

記事を書いた人
鎌倉の海・山・街・人が大好きな、鎌倉市在住のフリーライターです。365日中360日以上鎌倉で過ごしています。鎌倉の街をぶらぶら歩きながら、穴場スポットや隠れた名店を探すのが日頃の楽しみです。このサイトで紹介する記事には、実際に鎌倉に住んでいる僕ならではの視点と感覚を盛り込んでいます。鎌倉で過ごす時間をより楽しい時間にしたい方は、ぜひ僕の記事だけでなく、このサイトの記事を読んでみてください。個人でもツイッター・ブログを開設しているので、鎌倉について知りたいことがあれば、ご訪問ください!