【2022年最新版】鎌倉のあじさい巡りを満喫!エリア別1DAYコースをご紹介
四季折々の花が楽しめる鎌倉ですが、5月下旬から7月にかけてのあじさい巡りは欠かせません。
鎌倉には超有名スポットから穴場スポットまで、数多くのあじさいの名所があります。
あじさい巡りをしたいけれど、観光スポットが広範囲すぎてどうやって巡ったらいいかわからない…という方のために、エリア別の1DAYコースをご提案します。
それぞれのエリアでランチやカフェのお店もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【北鎌倉エリア】超名所から穴場まで楽しめる欲張りコース
まずはあじさい寺と言われる超名所・明月院を含む北鎌倉エリアのコースからご紹介します。北鎌倉駅で下車し、最終的には鎌倉駅方面へ向かって行きます。
北鎌倉エリアのコースでは、こちらのスポットを巡ります!
9:30 古民家ミュージアム|100種類以上のあじさいを楽しむ
まずは、北鎌倉駅から徒歩2分の『古民家ミュージアム』から北鎌倉のあじさい巡りをスタートさせましょう。
古民家ミュージアムは、築100年以上の古民家を移築して作られた美術館です。
ミュージアムの周りをグルっと一周すると、あじさいを100種類以上楽しむことができます。
あじさいの時期には『あじさいの小径とあじさい展』が行われていることもあり、ミュージアムの中には、あじさいモチーフの美術品が展示されていますよ。
古民家ならではの落ち着いた雰囲気の中で、展示とあじさいの両方を楽しむことができるのは魅力的ですね。 朝一番にゆったりとした気分を味わったところで、次はあじさい寺として有名な明月院へ向かいます。
北鎌倉古民家ミュージアム~あじさいの小径とあじさい展~
施設名 | 北鎌倉古民家ミュージアム |
入場料 | 大人500円、中高生300円、小学生200円 幼児は無料 |
会期 | 2022年5月18日(水)~2022年7月3日(日) |
住所 | 鎌倉市山ノ内 392−1 |
アクセス | 横須賀線「北鎌倉」下車 徒歩2分 |
TEL/FAX | TEL:0467(25)5641 FAX:0467(24)8848 |
開館時間 | 9:00~18:00 |
休館日 | なし |
公式HP | https://www.kominka-museum.com/ |
10:30 明月院|やっぱり明月院ブルーは見逃せない!
古民家ミュージアムで落ち着いた雰囲気を楽しんだ後は、あじさいの時期にぜひ一度は足を運んでほしい『明月院』へ。鎌倉のあじさい寺として、長谷寺とならんで有名です。
明月院は、1159年に創建された明月庵が起源となっています。その後北条時頼が景明寺を建て、のちに時宗が禅興寺を創建。その塔頭として明月院と改められました。
あじさいの時期になると姫あじさいという青がきれいなあじさいが数千本咲いて、明月院ブルーと呼ばれています。あじさいの種類は少ないものの、人気の超有名スポットというだけあって、訪れれば満足すること間違いなしですよ。明月院は、入り口からあじさいが出迎えてくれます。まずはそこで写真を撮ることがおすすめ。
そして中へ入ると、見ていただきたいポイントがいくつかあります。
まずは「鎌倉石の参道」。両脇からあじさいに包みこまれてあじさい気分を存分に味わうことができます。
そして「明月院の山門」。山門とあじさいを一緒に写真におさめると、本当に絵になるんです!
みなさん一度は目にしたことのある光景かもしれません。混雑しているとなかなか写真におさめるのは難しいですが、ぜひ目に焼き付けて帰ってくださいね。
咲き乱れているあじさいの中には、ハートの形のあじさいも。見つけると幸せな気持ちになれますよ♪
明月院にはあじさい以外の見どころとして、「悟りの窓」があります。写真を撮るために人が並んでいることもありますよ。悟りや大宇宙などを円形で象徴的に表現した丸い窓。窓越しに本堂後庭園を臨むことができ、こちらも鎌倉で有名な絶景です。
※あじさいの時期は、週末になるとかなりの混雑が予想されます。
開門と同時に訪れるか、閉門前に訪れると混雑を回避できる可能性があるので調整してみてくださいね。
寺院名 | 明月院 |
住所 | 鎌倉市山ノ内189 |
アクセス | JR北鎌倉駅より徒歩10分 |
TEL | 0467-24-3437 |
拝観料 | 高校生以上:500円、小中学生:300円、障害者:無料(要障害者手帳)*付添1名無料 【本堂後庭園公開】拝観料と改めて500円 |
参拝時間 | 9:00~16:00(最終受付16:00、閉門16:30) |
12:30 MICOCO CAFE|緑に囲まれたテラス席でスパイスカレーを味わう
ゆっくりと明月院のあじさいを堪能したら、ランチタイムです。
次に向かう長寿寺に行く途中にある『MICOCO CAFE』で、オリジナルスパイスカレーを味わいましょう。
一軒家風のお店で、中に入るとゆったり落ち着ける空間が広がっています。
テラス席もあるので、鎌倉の自然を感じながら食事ができますよ。
お店オリジナルのスパイスカレーは、季節の鎌倉野菜のサラダとセットになっていて、彩り豊かな鎌倉野菜は見た目でも楽しませてくれますよ。
その他のメニューには、けんちん汁とおむすびのセットやバスクチーズケーキなどがあります。けんちん汁は北鎌倉にある建長寺が発祥の精進料理です。発祥の地で味わってみるのもいいですね。
店名 | MICOCO CAFE |
住所 | 鎌倉市山ノ内1489-4 |
アクセス | JR北鎌倉駅より徒歩10分 |
電話番号 | 0467-81-5894 |
営業時間 | 11:00~17:00 |
定休日 | 不定期 |
14:00 長寿寺|決まった時期しか入れない穴場あじさいスポット
ランチタイムでまったりしたら、鎌倉駅方面に歩いて向かっていきます。
その途中にある魅力的なあじさいスポット『長寿寺』。観光客でにぎわう建長寺の近くにありますが、こちらは穴場スポットです。春季と秋季の週末限定でしか拝観できない特別感のあるお寺。
長寿寺は、室町幕府の創始者である足利尊氏の邸宅跡に建てられました。
長寿寺の境内は散策路がもうけられているため、ゆったりとあじさいを堪能することができます。さまざまな色のあじさいが咲いていますよ。隠れスポットなので、ゆっくりと写真を撮りたい方にもおすすめです。
そして長寿寺の魅力は、本堂に上がることができるところ。
長寿寺本堂内の書院から美しいお庭を眺めることも。ここからもお庭に咲くあじさいの写真を撮ることができますよ。畳に座って庭園を眺めていると癒されること間違いなし。
あじさいの時期と紅葉の季節だけしか入れない美しい癒しのお寺です。
寺院名 | 長寿寺 |
住所 | 鎌倉市山ノ内1503 |
アクセス | JR「北鎌倉駅」より徒歩15分 |
TEL | 0467-22-2147 |
参拝時間 | 季節・曜日限定拝観 【春季】 4月~6月 金土日及び祝日 【秋季】10月~11月 金土日及び祝日 【12月】1日~7日まで毎日 いずれも10:00~15:00(雨天中止) |
拝観料/入館料 | 300円 |
14:45 亀ヶ谷坂切通し|斜面にあじさいが咲き誇る切通し
長寿寺でゆったりとあじさいを堪能した後は、少し頑張って歩いていきます。
『亀ヶ谷坂切通し』は、長寿寺の横から続いており、時期がくるとあじさいが斜面にびっしりと咲き誇るのです。
国指定史跡で、鎌倉七切通しの一つである亀ヶ谷坂切通し。
切通しとは、物資運搬のために山などを切り開いて作った道です。亀ヶ谷坂切通しは、建長寺や円覚寺などの大寺院が建てられた山ノ内と、亀ヶ谷(現在の扇ガ谷)を結ぶ重要な要路として、北条泰時が造ったといわれています。
普段は観光客がほとんど通ることのない緩やかな坂道ですが、あじさいの季節は特別。北鎌倉から建長寺を経由して鎌倉街道を歩く、という王道ルートではなく、この時期は亀ヶ谷坂切通しのあじさいを楽しみながらゆっくり鎌倉駅を目指してみてください。
下り坂は少しきついですが、そこを頑張ればお楽しみのティータイムです。
16:00 納言志るこ店|老舗の甘味処でほっと一息
亀ヶ谷坂切通しから線路沿いを通って小町通りへ。
線路沿いを歩くか、小町通りをぶらぶら探索しながら鎌倉駅方面へ歩いていくと、少し路地を入ったところに老舗の甘味処『納言志るこ店』があります。
時間をかけて炊きあげられたつぶあんを使ったおしるこやぜんざい、あんみつなどが人気のお店です。
懐かしさを感じるレトロな雰囲気の店内で食べる和スイーツは、旅の疲れを癒してくれますよ。
長年愛され続けているおしるこは、つぶあんとこしあんから選べるということで、お好みの味でほっこりしてくださいね。
夏の暑い日にはかき氷やクリームぜんざいもおすすめです。
昔ながらの雰囲気の中でほっと一息つける『納言志るこ店』。ぜひ一度味わってみてください。あじさい巡りの旅を優しく締めくくってくれます。
スポット名 | 亀ヶ谷坂切通し |
住所 | 鎌倉市小町1-5-10 |
アクセス | JR「鎌倉駅」より徒歩5分 |
電話番号 | 0467-22-3105 |
営業時間 | 11:00~18:00(L.O.17:00) |
定休日 | 水曜日、第3木曜日(祝日の場合は翌日) |
【長谷エリア】あじさいも海の景色も楽しめるデトックスコース
北鎌倉の明月院と並んで、あじさい寺として有名な長谷寺を含むコースのご紹介です。
海の近くを巡るコースなので、あじさいと海の景色両方を満喫できるスポットが点在しています。
長谷駅から、最終的には稲村ケ崎方面へと向かうコースです。
長谷エリアのコースを地図でチェック!
10:00 長谷寺|カラフルなあじさいが見ていて楽しいあじさい寺
明月院と並んで、鎌倉のあじさい寺として知られている長谷寺。
あじさいのシーズンには混雑が予想されるので、長谷エリアのあじさい巡りは長谷寺からスタートしましょう。
長谷寺の歴史は、奈良時代の天平8年からスタートしました。聖武天皇の時代に、天皇の祈願所として定められた鎌倉有数の古いお寺です。花の寺として知られており、四季を通じて花が絶えることはありません。
そんな長谷寺でも、特にあじさいシーズンは格別!
境内にある眺望散策路、通称「あじさい路」でカラフルなあじさいを見ることができます。その数は2500株を超えるそうです。
鎌倉でも有数の絶景スポットですよ。あじさい路に入るには、拝観券の他に「あじさい入場券」が必要です。
あじさい路は頂上付近でふた手に分かれます。どちらの道もお見逃しなく!
下の道を進むと、あじさいをバックにした石塔など古いお寺らしい風情ある光景を、上の道を進むと、あじさい越しに鎌倉の街並みや相模湾まで海が一望できる絶景を撮影することができます。
鎌倉の中でも、海とあじさいのコラボは貴重なんですよ。
あじさい路にさくあじさいだけで約40種類。じっくりと鑑賞しているとあっという間に時間が過ぎていきます。
長谷寺の見どころはあじさい路だけではありません。あじさい路ではない場所にも、各所にあじさいが咲いています。あじさいに囲まれて優しく微笑む良縁地蔵はとても癒されるので、ぜひ見てみてくださいね。
また、あじさい路を見終えてすぐのところにある見晴台からの景色はとても開放的です。鎌倉の街並みと相模湾が一望できるので、休憩しながら撮影する人がたくさんいます。
あじさいシーズンしか見られないあじさい寺の絶景を堪能してみてくださいね。
※あじさい路に待ち時間がある場合は、あじさい入場券の番号順に案内されます。待ち時間がある場合は、一度お寺の外に出てもOKなので、他のスポットを先に巡ってもいいですね。
寺院名 | 長谷寺 |
住所 | 鎌倉市長谷 3-11-2 |
アクセス | バス:「長谷観音」から徒歩5分 電車:江ノ電「長谷駅」から徒歩5分 |
TEL/FAX | TEL:0467-22-6300 FAX:0467-22-6303 |
拝観料 | 大人 400円、小学生 200円、鎌倉市福寿手帳ご持参の方 200円 ※あじさい鑑賞について、6月8日(水)より有料 小学生以上 おひとり300円となります。 |
参拝時間 | 夏時間 3月~9月:8:00~17:00(閉山17:30) 冬時間 10月~2月:8:00~16:30(閉山17:00) |
URL | https://www.hasedera.jp/ |
11:45 御霊神社|江ノ電とあじさい、鎌倉ならではの景色が魅力
長谷寺を出て数分で、鎌倉市坂ノ下にある御霊神社に着きます。
大きな神社ではありませんが、あじさいシーズンには訪れていただきたいおすすめスポット。
江ノ電の踏切のすぐ脇に鳥居が立っていて、その並びに紫陽花が咲いているため、江ノ電とあじさいの両方を一緒に楽しむことができます。
御霊神社は、源頼朝の鎌倉入り以前からあった古い神社。元は鎌倉一帯を治めていた鎌倉・梶原・村岡・長尾・大庭氏の五家の祖を祀ったことから「五霊社」と呼ばれていましたが、いつしかそこから御霊になっていきました。やがて後三年の役で活躍した平安時代の武士・権五郎景政が祀られるようになりました。
人気のあじさいスポットである長谷寺と成就院の間に位置していて多くの人が訪れる場所ではあるのですが、住宅街にひっそりと佇んでいるからなのか静かな印象。
落ち着ける雰囲気なので、あじさいと江ノ電がコラボしたフォトジェニックな光景を眺めながらゆったりしてみてください。
あじさいと鎌倉ならではの景色を満喫したところで、次はランチタイムです。長谷エリアのあじさい巡りはまだまだ続きます。
寺院名 | 御霊神社 |
住所 | 鎌倉市坂ノ下4-9 |
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷駅」から徒歩5分 |
TEL | 0467-22-3251 |
拝観料 | 《収蔵庫》 大人:100円、小中高生:50円 |
参拝時間 | 《収蔵庫》 9:00~17:00 |
12:45 cafe坂の下|雰囲気ある古民家でパンケーキとピザを味わう
鎌倉ならではの景色とあじさいのコラボレーションが楽しめる人気スポットを2ヶ所巡ったところで、ランチタイムです。
ランチをいただくお店は、cafe坂の下。御霊神社を出て海に向かう小道に入って歩いて行くと、築90年以上の古民家を改造してオープンした古民家カフェがあるんです。
店内はレトロで懐かしい雰囲気があって落ち着きますよ。
ちなみに途中にある『力餅家』は、300年以上続く老舗の和菓子屋さんです。手土産にちょうどいい和菓子が人気なので、ぜひ覗いてみてください。
cafe坂の下ではテラス席と店内の席が選べますが、古民家の雰囲気を楽しみたい方には店内席がおすすめです。
メニューは、大人気のパンケーキをぜひ味わってみてください!
3枚重ねのパンケーキはボリューミーに見えますが、ふわふわと軽くほんのり甘い生地でペロリと食べられちゃいます。シンプルなプレーンはパンケーキの美味しさをしっかり味わえますが、季節限定のパンケーキもおすすめですよ。パンケーキには食事系のものもあります。
また、シラスピザなどもあるので、お友達同士やカップルで行く際には、ピザとパンケーキをシェアすると両方楽しめますよ。
店名 | cafe坂の下 |
住所 | 鎌倉市坂ノ下21-15 |
アクセス | 江ノ島電鉄「長谷」駅から徒歩4分 |
電話番号 | 0467-25-7705 |
営業時間 | 【平日】10:00~17:00(L.O.16:00) 【土・日・祝】10:00~18:00(L.O.17:00) |
定休日 | 月曜(※不定休あり) |
14:00 成就院|あじさいと海を一望できる高台のあじさい寺
cafe坂の下から、海に背を向けて極楽寺方面へと進んでいきます。
極楽寺へ向かう坂道を登っていく途中にあるのが成就院です。成就院は、極楽寺切通しに位置しています。承久元年(1219)に北条泰時が創建し、北条一族の繁栄を願ったと言われています。
かつては明月院・長谷寺と共にあじさい寺として有名なスポットでしたが、現在ではあじさいの数が減り、以前ほどの絶景ではなくなりました。2015年から山道の工事をした際に、多くのアジサイが被災地である宮城県南三陸町に移植されたのです。
以前とは異なる姿にはなったものの、由比ヶ浜を背景にしたあじさいの景色は美しくまだまだ人気のスポットです。高台というロケーションならではの景色を楽しむことができますよ。
実は、恋愛成就でも鎌倉を代表する強力なパワースポットとして有名なお寺です。
寺院名 | 成就院 |
住所 | 鎌倉市極楽寺1-1-5 |
アクセス | 江ノ島電鉄「極楽寺駅」から徒歩3分 |
TEL/FAX | TEL:0467-22-3401 FAX:0467-24-9579 |
参拝時間 | 8:00開門~17:00閉門 冬期 11月1日~3月1日 16:30閉門 |
拝観料/入館料 | 志納 |
URL | http://www.jojuin.com/ |
14:30 極楽寺|山門前や周辺の紫陽花も美しい
成就院から極楽寺切通しを登っていくと極楽寺があります。
極楽寺を健立したのは、北条義時の三男である重時。『鎌倉殿13人』のゆかりの地です。
1259(正元1)年に健立されて以来、全盛期には49もの塔頭を備えた大寺院でしたが、合戦や地震などにより、今では山門と本堂のみを残す形となっています。
山門は趣のある茅葺き屋根になっており、その前に咲くあじさいと共に訪れる人を迎えて入れてくれます。境内にも多くの紫陽花が咲いており、ゆったりと楽しむことができますよ。
江ノ電の極楽寺駅がすぐ近くにありますが、その周辺もたくさんのあじさいが。極楽寺駅は関東の駅100選に認定されていて、映画やドラマでも度々目にします。
風情のある景観は、思わず写真に収めたくなりますよ。ぜひあじさいと一緒に撮ってみてくださいね。
極楽寺から極楽寺駅を通り過ぎ、次は稲村ヶ崎方面へと向かっていきます。
寺院名 | 極楽寺 |
住所 | 鎌倉市極楽寺3-6-7 |
アクセス | 江ノ島電鉄「極楽寺駅」から徒歩2分 |
TEL | 0467-22-3402 |
参拝時間 | 9:00~16:30 (宝物館は10:00~16:00) |
拝観料/入館料 | 志納 |
15:30 SUNRISE SHACK|フォトジェニックなカフェで一休み
極楽寺駅から海に向かって歩いてくると、開放的な景色が。
その景色を店内からも楽しめるのが、ハワイから来たコーヒーショップSUNRISE SHACKです。
こちらのカフェは、ただおしゃれでフォトジェニックなだけではないんです。
オーガニックコーヒーやヘルシーなフードメニューが楽しめるお店。お寺の静けさの中であじさいを楽しんだら、次は身体の中からデトックスしましょう。
SUNRISE SHACKでは、ブレットコーヒーを味わうことができます。
ブレットコーヒーには、MCTオイルやスーパーフードが含まれているヘルシーなコーヒー。その他にも、見た目から楽しめるジャスミンティーやアサイーボウルもありますよ。
罪悪感なく味わえるスイーツというより、むしろ身体にいいということでうれしいポイント盛りだくさんですね。
こちらのカフェは海が目の前でロケーションが最高なので、まったりしているとあっという間に時間が経ってしまいます。
ここからの夕焼けも癒し効果抜群なのですが、もう一カ所おすすめのあじさいスポットがあるので、ぜひ足を運んでみてください。
店名 | SUNRISE SHACK |
住所 | 鎌倉市稲村ガ崎1-15-9 |
アクセス | 江ノ島電鉄「稲村ケ崎駅」から徒歩4分 |
電話番号 | 090-4071-1173 |
営業時間 | 7:00~18:00(11月~3月) 7:00~19:00(4月~10月) |
定休日 | 無休 |
URL | https://www.sunriseshackhawaii.jp/ |
17:00 稲村ケ崎海浜公園|富士山と江の島を一望できる穴場あじさいスポット
このコース最後に足を運んでいただきたいのが、稲村ケ崎海浜公園です。
地元の方も休日の昼間はピクニックをしてのんびり過ごしている、海一望の海浜公園です。
いくつか魅力的なポイントのある公園ですが、あじさいシーズンは穴場スポットとしておすすめ。展望台の近くはあじさいが多く咲きます。
そして、この公園では天気がいいと富士山と江の島を臨むことができるので、運が良ければそれにあじさいも加わった光景が見られるかもしれません!
ゆったり過ごしていると美しい夕焼けが見られますよ。あじさいシーズンは日の入りの時間が少し遅いですが、夕焼けバックの江の島も絶景なのでぜひ。 癒し効果抜群の長谷エリアのあじさい巡りを締めくくってくれますよ。
スポット名 | 稲村ケ崎海浜公園 |
住所 | 鎌倉市稲村ガ崎1丁目19 |
アクセス | 江ノ島電鉄「稲村ヶ崎駅」から徒歩5分 |
駐車場 | なし、最寄りに有料パーキングあり |
【鎌倉駅周辺エリア】『鎌倉殿の13人』の世界に浸りながら鎌倉を満喫するコース
鎌倉駅から歩いて行ける場所にもあじさいがたくさん咲いていますよ。
鎌倉駅から出発し、駅の東側から西側までのあじさいスポットを巡るコースです。にぎわう駅周辺の雰囲気も楽しんでいきましょう。
鎌倉駅周辺エリアのコースはこのスポットを巡ります。
10:00 本覚寺|ゆったりとあじさいを楽しめる穴場スポット
本覚寺から鎌倉駅周辺コースのスタートです。
鎌倉駅東口を出て5分ほど歩くと、本覚寺に着きます。
人の多い若宮大路から少し入ったところにあるお寺。静かにゆったりとあじさいを堪能できますよ。
混雑しないので、時間をかけてあじさいの写真を撮りたい方にもおすすめ。
本覚寺は、1436(永亭8)年に創建されました。二代目の住職が日朝上人だったことから、市民からは「日朝さま」という名で親しまれています。鎌倉随一の商売繁盛のご利益があるお寺です。
枝垂れ桜が有名な本覚寺ですが、本堂近くに咲くあじさいも素敵なのでぜひ見てみてくださいね。
また、6月には蓮の花も咲くお寺です。あじさいとはすの花を同時に楽しめるよう、蓮の花の開花時期に合わせて訪れてもいいかもしれません。
寺院名 | 本覚寺 |
住所 | 鎌倉市小町1-12-12 |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口から徒歩5分 |
TEL | 0467-22-0490 |
参拝時間 | 寺事務:9:00~16:00 |
10:45 妙本寺|『鎌倉殿13人』ゆかりの地でゆっくりとあじさい鑑賞
次は鎌倉駅周辺エリアでメインとなるあじさいスポット、妙本寺です。
でも実は、こちらも本覚寺と同じくあじさいの咲くお寺として紹介されることは少ないので、静かにゆっくりとあじさい鑑賞をすることができます。
妙本寺は『鎌倉殿13人』ゆかりの地となります。
妙本寺がある比企谷は、比企一族の屋敷跡とされています。
鎌倉幕府の要職を占める有力な御家人となっていた比企能員の屋敷があったのですが、源頼朝の死後北条の攻撃を受けて滅びました。その後1260年に妙本寺が創建されたのです。
妙本寺では、新緑のきれいな時期も趣のある雰囲気を楽しめますが、少し遅咲きのあじさいも存分に堪能できますよ。
本堂に向かう参道にあじさいが咲いています。本堂前にもあじさいが。ガクアジサイなども見ることができます。
境内の至る所にあじさいが咲くので、ゆっくりと巡ってみてくださいね。
歴史のある場所で、その雰囲気を感じながらあじさいをゆっくりと楽しむことのできる穴場スポットです。
寺院名 | 妙本寺 |
住所 | 鎌倉市大町1-15-1 |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口より徒歩8分 |
TEL | 0467-22-0777 |
参拝時間 | 9:00~17:00 寺務所(門はいつも開いています) |
URL | https://www.myohonji.or.jp/ |
12:00 鎌倉和食ダイニング ヴァカンス|裏小町で海鮮丼と鎌倉ビールで鎌倉気分を満喫
本覚寺・妙本寺であじさいを堪能したら、鎌倉駅方面へ戻り、裏小町でランチタイムです。
小町通りから一本裏に入るとあるお店、和食ダイニングのヴァカンス。
お店のおすすめは三崎の一番まぐろ!
海鮮丼や刺身などいろいろな部位を楽しむことができます。
ランチには、たくさんのどんぶりメニューから選ぶことができるほか、鎌倉名物のしらすや鎌倉ビール・地酒などにも注目です。鎌倉ビールは、泡がまろやかで個性的でフルーティーな味わいということで女性にも人気。
鎌倉ビールと海鮮丼で、鎌倉気分を満喫してくださいね。お酒が苦手な方は、鎌倉梅サイダーなどの鎌倉生まれのソフトドリンクもありますよ。
小町通りから一本入った場所で、静かにゆったりとランチタイムを過ごすことができるお店です。
腹ごしらえをしたら、小町通りを横切って踏切を渡って鎌倉歴史文化交流館へ。あじさい巡りの旅に戻ります。
店名 | 鎌倉和食ダイニング ヴァカンス |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口から徒歩5分 |
住所 | 鎌倉市小町2丁目9-22 |
TEL | 0467-23-5388 |
13:30 鎌倉歴史文化交流館|展示品だけでなく建物もあじさいも楽しめる
ランチを食べたヴァカンスを出て、鎌倉駅西口側のエリアへ10分ほど歩いていくと、鎌倉歴史文化交流館があります。常設展示のほかに、時期によってイベントの展示も行われていますよ。
世界的に有名な建築家であるノーマン・フォスター氏の設計事務所が手掛けた個人宅をリノベーションした博物館で、建物自体も素敵です。
鎌倉で発掘された出土品をメインにして、原始から近現代にわたる鎌倉の歴史が紹介されています。
現在の特別展示は『北条氏展』。鎌倉殿を支えた人々について取り上げられています。武士が持つ和歌や信仰などの「文」の側面にも注目した展示です。
そんな鎌倉歴史文化交流館の敷地内にもあじさいが咲いているので、展示品と共にあじさいをぜひ堪能してみてください。沿道のあじさいがきれいですよ。
施設名 | 鎌倉歴史文化交流館 |
入場料 | 一般400円 小・中学生150円 |
住所 | 鎌倉市扇ガ谷1-5-1 |
アクセス | JR「鎌倉」から徒歩7分 |
TEL | 0467-73-8501 |
入場料 | 一般400円[300円]、小・中学生150円[100円] |
開館時間 | 10:00~16:00(入館は15:30まで) |
休館日 | 日曜日・祝日、年末年始、展示替え期間など |
URL | https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/koryukan.html |
15:00 カフェ・ヴィヴモン・ディモンシュ|老舗カフェでコーヒーとスイーツを堪能する
鎌倉歴史文化交流館をあとにして、お楽しみのカフェタイムで鎌倉駅周辺のあじさい巡りを締めくくります。
鎌倉で超有名なカフェ・ヴィヴィモン・ディモンシュは、創業1994年の老舗カフェ。小町通りからすぐのアクセス抜群の場所にあります。
このお店のおすすめは自家焙煎珈琲とパフェやワッフルなど。カフェタイムにぴったりのお店ですよ。
コーヒーは注文してからドリップしてくれるので、できたてを味わうことができます。パフェ・ディモンシュは、甘さ控えめでコーヒーのおいしさをしっかりと味わえるかき氷やコーヒーアイス、コーヒーゼリーまでのっています。コーヒー好きのためのパフェですね。その他にもワッフルやプリンパフェなどもあって迷ってしまいそう。
コーヒー好きも満足できる老舗カフェで、雰囲気も楽しみながらあじさい巡りの余韻に浸ってみてくださいね。
店名 | カフェ・ヴィヴィモン・ディモンシュ |
住所 | 鎌倉市小町2-1-5 桜井ビル1F |
アクセス | JR「鎌倉駅」から徒歩5分 |
TEL | 0467-23-9952 |
営業時間 | 11:00~18:00(L.O.17:30) |
定休日 | 水曜日、木曜日 |
【源氏山公園エリア】公園でピクニックしながらあじさいも楽しむウォーキングコース
鎌倉駅西口の方にある源氏山。鎌倉駅から出発して源氏山にある源氏山公園に向かうコースです。
ランチは公園でピクニックを楽しみましょう。源氏山周辺のあじさいも鑑賞して、鎌倉駅に戻ってきます。
源氏山公園エリアのコースを地図でチェックしましょう。
11:00 HAPPY DELI Kamakura|日替わりで楽しめるデリをテイクアウト
鎌倉駅西口を出てまっすぐ行くと、パン屋さんの2階にHAPPY DELI Kamakuraがあります。このコースではお昼は源氏山公園でピクニックをするので、まずはこちらのお店でランチを調達しましょう。
こちらのお店は店内でのイートインもできますが、今回はパックに入れていただいてテイクアウトします。
アメリカンスタイルのデリが並んでいるので、その中から好きなものを選んでいきます。日替わりや季節ごとのメニューもあるので、何度行っても違う味を楽しめますね。
弁当プレートは大きさも選べるので、自分好みのお弁当を調達したら、源氏山公園エリアのあじさい巡りスタートです。
店名 | HAPPY DELI Kamakura |
住所 | 鎌倉市御成町15-7 樹々ビル2F |
アクセス | JR鎌倉駅西口から徒歩3分 |
電話番号 | 080-5591-0135 |
営業時間 | 10:00~18:00 |
定休日 | 日曜 |
11:30 源氏山公園|あじさいに囲まれる源頼朝像の近くでピクニック
HAPPY DELI Kamakuraから化粧坂切通しを通って20分ほど歩くと、源氏山公園に着きます。このコースのランチスポットです。
源氏山公園に行くには、少し足場が悪い場所を歩くこともあるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
源氏山公園は、武神として崇められている源義家が後三年の役で奥州に出陣するにあたり、戦勝祈願をした地として知られています。その際に白旗を立てて祈願したことから、「源氏山」や「旗立山」と言われるようになったそうです。
化粧坂切通しを抜けて公園に入ったところに、源頼朝像が建っています。春の桜や秋の紅葉が有名なスポットですが、あじさいシーズンには像の前にあじさいが咲きますよ。
あじさいを見ながら、芝生の上やベンチでお弁当を食べましょう。公園でのピクニックは開放的で気持ちがよいのですが…お弁当を狙ってくるトンビには気をつけてくださいね。
源氏山公園のあじさいを横目に見て腹ごしらえをしたら、あじさいのおすすめ穴場スポットである葛原岡神社に向かいましょう。
スポット名 | 源氏山公園 |
住所 | 鎌倉市扇ガ谷四丁目649番1 |
アクセス | JR「鎌倉駅」西口から徒歩約25分 ※途中、長い坂や起伏が多いので、歩きやすい靴がおすすめ! |
TEL | 0467-45-2750 |
13:00 葛原岡神社|源氏山の中で絶好のあじさいスポット!
源氏山公園を出て5分ほどの場所に葛原岡神社があります。
葛原岡神社は、後醍醐天皇に支え、鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基卿を祀る神社です。
明治20年に創建されたということで比較的新しい神社ですが、最近では女性を中心に恋愛成就の神様として人気がでています。
縁むすび絵馬や御守りなど、可愛らしいのでぜひチェックしてみてくださいね。
そんな葛原岡神社ですが、あじさいシーズンには境内全体にあじさいが咲き乱れる絶好のあじさいスポットなのです。鎌倉駅から少し距離があるため、穴場的なスポットとなっていて、じっくりとあじさい鑑賞ができますよ。
あじさいの見頃ですが、標高が高いので、鎌倉の他の場所のあじさいと比べると少し遅いと言われています。
葛原岡神社に咲くあじさいは種類がさまざまで、カラフルな光景を楽しむことができます。
立派な鳥居の横の道は、道沿いにあじさいが咲いていて、ゆっくりとあじさい鑑賞するのにぴったりですよ。
さらに、源氏山からあじさい越しに鎌倉の街を見下ろすことができるスポットも。
葛原岡神社の近くにはこもれび広場というところがあり、小休憩するのにおすすめです。
周辺にも至る所にあじさいがあるので、その景色を楽しみながら銭洗弁財天へと向かいます。
アクセス | 葛原岡神社 |
住所 | 鎌倉市 梶原 5-9-1 |
アクセス | JR「鎌倉駅」西口から徒歩15分 |
TEL/FAX | TEL:0467-45-9002/FAX:0467-81-5577 (お問い合わせ:8:30〜16:30 ) |
URL | http://www.kuzuharaoka.jp/index.html |
14:30 銭洗弁財天宇賀福神社|金運アップのパワースポットとあじさいを一緒に楽しむ
葛原岡神社から10分ほどで銭洗弁財天宇賀福神社に着きます。
金運がアップするというパワースポットとして人気の銭洗弁財天。いつ行っても、観光客や修学旅行生でにぎわっています。
そんな銭洗弁財天にもあじさいが咲くんです。境内一面のあじさいというわけではないのですが、所々に咲くあじさいがきれいですよ。
銭洗弁財天は、1185年に源頼朝が夢で宇賀福神のお告げを受けて、創建したと言われています。
そこにはきれいな湧水があり、その水で北条時頼が銭を洗って一族繁栄を祈った神社なのです。その水でお金を洗うと、何倍にもなって返ってくると言われる「銭洗水」。
今でもそのご利益にあやかろうと銭洗水でお金を洗う人が多くいます。
銭洗弁財天のあじさいは所々で咲いており、鳥居の横や狛犬の近くなど、神社ならではの写真が撮れる場所に咲いていますよ。
数は多くないですが立派なあじさいが咲くので、パワースポットと共にあじさいを楽しんでみてください。
寺院名 | 銭洗弁財天宇賀福神社 |
住所 | 鎌倉市佐助2-25-16 |
アクセス | JR「鎌倉駅」西口から徒歩25分 |
TEL | 0467-25-1081 |
参拝時間 | 8:00~16:30 |
15:30 甘味処こまめ|こだわりの甘味をほっこり楽しむ
銭洗弁財天から歩くこと10分。源氏山公園周辺エリアの最終目的地、甘味処こまめに着きます。
ほっこりする昔ながらの甘味で旅の疲れを癒しましょう。観光地の喧騒を離れて、静かにお茶の時間を過ごせますよ。
こだわりの甘味を味わうことができる甘味処こまめ。
吟味された小豆を使ったぜんざいやあんみつ、手間暇かけて手作りされた寒天のメニューが揃っています。
甘味だけでなく、お米にこだわったおむすびをいただける平日ランチや土日限定セットもあるので、何度でも通いたくなるお店です。
落ち着いた雰囲気の中でまったりしたら、鎌倉駅西口方面へ戻ります。
旅の最後に鎌倉の緑を楽しみながら帰路についてください。
店名 | 甘味処こまめ |
住所 | 鎌倉市佐助1-13-1 |
アクセス | JR「鎌倉駅」西口から徒歩9分 |
電話番号 | 0467-23-8334 |
営業時間 | 11:00~18:00 ( LO.17:45 ) |
定休日 | 毎週火曜・第3月曜 |
【金沢街道エリア】新旧の名所で花手水を楽しむSNS映え満喫コース
鎌倉駅からバスで出発する金沢街道エリアのあじさい巡り。
SNS映えすると話題の新名所から、鎌倉に来たら訪れない人はいない歴史ある観光スポットまでを巡ります。最後は小町通りでの買い物も楽しめますよ。
金沢街道エリアのコースはこちらを巡ります。
10:00 一条恵観山荘|花手水のあじさいが魅力的と話題の鎌倉新名所
2017年に一般公開されてから、SNS映えすると話題の花手水が人気となっている一条恵観山荘。秋の紅葉の季節と共に、あじさいシーズンも人が押し寄せる鎌倉の新名所となっています。
一条恵観山荘は、後陽成天皇の第九皇子で、摂政・関白を二度務めた一条恵観によって営まれました。
元は京都に建つ一条家の別邸の離れだった皇族の茶屋を、昭和34年に鎌倉へ移築したのです。
かやぶき屋根の山荘と共に、庭石や枯山水も移されて当時のように配置されました。昭和39年には国の重要文化財に指定されています。
中に入ってまず目を引くのが、彩りよく飾られたあじさいが美しい花手水。思わず写真におさめたくなる、女子にとっては心ときめくスポットです。
きれいに咲く季節の花が飾られるので、SNS映え抜群で人気急上昇中。
もちろんアートなあじさいの他にも散策路に咲くあじさいも堪能することができますよ。
フォトジェニックな場所がいくつかあるので、自分のお気に入りを見つけてみてくださいね。
あじさいシーズンには、桔梗や菖蒲も一緒に楽しめるタイミングがあります。
四季の花々や新緑も一気に満喫できる欲張りな新名所をぜひ訪れてみてください。
スポット名 | 一条恵観山荘 |
住所 | 鎌倉市浄明寺5-1-10 |
アクセス | JR横須賀線「鎌倉駅」東口発 京急バス4番乗り場より乗車10分「浄明寺」バス停より徒歩2分 |
TEL/FAX | 0467-53-7900 |
開館時間 | 10:00~16:00(最終入園15:30) |
休園日 | 月・火曜日、ほか催事開催時 |
11:30 石窯ガーデンテラス|心安らぐ緑と花々に囲まれて優雅にランチ
一条恵観山荘を出て少し歩くと、浄妙寺に着きます。
浄妙寺もあじさいスポットなのですが、あじさい鑑賞の前に浄妙寺内にある石窯ガーデンテラスでランチタイムです。
浄妙寺の山門をくぐって坂道を上がっていくと、おしゃれな洋館が見えてきます。
石窯ガーデンテラスでは、四季折々の花が咲く美しいお庭を眺めながら優雅なランチタイムを過ごすことができますよ。
洋館のお庭はかつては日本庭園だったのですが、スコットランド人ガーデナーのニコラスさんが、洋館に合うイングリッシュガーデンにリフォームしたそうです。
お料理にもこだわっていて、地元鎌倉産の旬の食材を使って丁寧に作られています。
また、毎朝石窯で焼かれる手作りパンがランチセットにはついてきます。外はカリッと中はしっとりの自慢のパンを味わってみてください。
お庭がイングリッシュガーデンということで、イギリスの伝統的なアフタヌーンティーも。
梅や桜、藤などの日本の花々も残されており、鎌倉ならではの緑豊かな雰囲気が残ったイングリッシュガーデン。
食事と共に季節の魅力を堪能できるレストランです。
店名 | 石窯ガーデンテラス |
住所 | 鎌倉市浄明寺3-8-50(浄妙寺境内) |
アクセス | 鎌倉駅から1,942m |
電話番号 | 0467-22-8851 |
営業時間 | 10:00~17:00(お食事、お飲み物とも LO 16:00) |
定休日 | 月曜日(祝祭日の場合は翌日に振替) 年末年始休業あり |
12:30 浄妙寺|お寺の雰囲気に癒されながらあじさいを満喫
石窯ガーデンテラスを出て浄妙寺内のあじさいを堪能しましょう。
浄妙寺は、鎌倉五山の第五位。鎌倉幕府の重臣である足利義が1188年に創建しました。室町時代には多くの塔頭をもつ大寺院でした。どっしりとした印象の本堂が風格を感じさせます。
浄妙寺は落ち着いた雰囲気の中で、ゆっくりとあじさいを鑑賞することができるのが魅力。鎌倉駅から少し遠いので、観光客はあまり多くない穴場スポットですよ。
ランチをしたレストランの前に、アナベルという白いあじさいが咲き誇っていて、見応えがあります。
さらに、レストランへ行くのに通り過ぎてきた、山門からの道沿いにもあじさいが。
本堂と山門の間の参道脇や本堂前もあじさいがきれいに咲くスポットです。
本堂と本堂前が美しいということで有名なお寺なので、あじさいと共に楽しむことができますよ。
寺院名 | 浄妙寺 |
住所 | 鎌倉市浄明寺3-8-31 |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口バス乗り場から「八幡宮方面行き」で「浄明寺」下車 徒歩2分 |
TEL | 0467-22-2818 |
参拝時間 | 9:00~16:30 |
拝観料/入館料 | 大人(中学生以上):100円 小学生:50円 障害者:無料(要障害者手帳) 市内高齢者:無料(要福寿手帳) |
13:30 報国寺|あじさいと竹林のコラボレーションが美しい
浄妙寺から5分ほどの場所に、竹の寺として有名な報国寺があります。
報国寺は竹林では超有名で、ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンの三つ星を獲得するほどの美しさ。
報国寺は、1334年に天岸慧広の開山に創建されたお寺です。お寺の開基は足利家時ですが、上杉重兼も創設にかかわっています。かつては、足利・上杉両氏の菩提寺として栄えました。
報国寺のあじさいは、数はそこまで多くないですが、あじさいシーズンには、美しく青々と茂る竹林とあじさいのコラボレーションを楽しむことができます。
歴史あるお寺で、厳かな風情のある雰囲気に浸りながら、ゆっくりとあじさい鑑賞ができる報国寺。竹林の神秘的な様子の中で、心休まるひと時を過ごすことができますよ。
寺院名 | 報国寺 |
住所 | 鎌倉市浄明寺2-7-4 |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口バス乗り場から鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き/ハイランド行き 約12分(浄明寺バス下車・徒歩3分) |
TEL | 0467-22-0762 |
参拝時間 | 9:00~16:00 抹茶の受付は15:30まで。 (年末年始 12/29~1/3 は拝観を休止) |
拝観料 | 300円 抹茶(干菓子付): 600円 |
URL | https://houkokuji.or.jp/ |
14:45 鶴岡八幡宮|歴史ある鎌倉随一の観光地で美しい花手水を鑑賞する
報国寺を出て金沢街道を歩くこと20分。鶴岡八幡宮に到着します。鎌倉観光といえば欠かすことのできない観光名所である鶴岡八幡宮。
鶴岡八幡宮の起源は800年以上前までさかのぼります。
鎌倉幕府を築いた源頼朝公の祖父である源頼義が、京都の石清水八幡宮を勧請(神様の分霊を他の地に移して祀ること)しました。
最初は由比ガ浜辺に祀られた八幡神を、源頼朝が現在の鶴岡八幡宮の地に遷して祀ったのが始まりです。
そんな歴史ある観光名所でも、あじさいを楽しむことができます。
あじさいに埋め尽くされた花手水がフォトジェニックで魅力的です。
その時によって色合いは様々なようですが、梅雨時期に涼しげなあじさいの花手水を見ることができますよ。
鶴岡八幡宮で季節の花手水を楽しんだら、ほっこりとした雰囲気で旅の疲れをいやしてくれるカフェへ、おいもスイーツを食べに行きましょう。
寺院名 | 鶴岡八幡宮 |
住所 | 鎌倉市雪ノ下2-1-31 |
アクセス | JR「鎌倉駅」東口から徒歩10分 江ノ島電鉄「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分 |
TEL/FAX | TEL:0467-22-0315 FAX:0467-22-4667 |
参拝時間 | 4月~9月:5:00~21:00 10月~3月:6:00~21:00 |
URL | http://www.hachimangu.or.jp/ |
16:00 おいもカフェ金糸雀|路地裏にある穴場カフェで目でも楽しめるスイーツを堪能
鶴岡八幡宮の三の鳥居を出て若宮大路か小町通りを鎌倉駅方面に歩いていきます。
小町通りの路地裏にひっそりと佇んでいるおいもカフェ金糸雀で、一息つきましょう。
にぎわっている小町通りから少し入っただけで、静かにカフェタイムを過ごすことができるお店が点在していますよ。
金沢街道コースでは、SNS映えするスポットをご紹介しましたが、こちらのカフェのメニューも、思わず写真を撮りたくなるものばかり。色合いが可愛らしく、四季折々の鎌倉をイメージした和スイーツを楽しむことができます。
おいもを使った和パフェやかき氷など、定番メニューから季節限定メニューもあるので、何度でも行きたくなるお店です。
カラフルなのに、どこかほっこりする雰囲気のスイーツで心も和みますね。
あじさい巡りの最後に訪れるのにぴったりの、古都鎌倉を感じることのできるカフェです。 旅の疲れを癒したら、小町通りでお土産を調達して家路についてくださいね。
店名 | おいもカフェ金糸雀 |
住所 | 鎌倉市小町2-10-10 小町TIビル 1F |
アクセス | JR「鎌倉駅」から徒歩4分 |
電話番号 | 0467-22-4908 |
営業時間 | 10:00~18:00(L.O.17:30) |
定休日 | 水曜日 |
URL | https://oimocafe.exblog.jp/ |
鎌倉のあじさい巡りはバリエーション豊か!
エリア別に鎌倉のあじさいを堪能できる1DAYコースを5つご紹介しました。
いかがでしょうか?行ってみたいな、と思うコースはありましたか?
あじさいシーズンの鎌倉は見どころ満載なので、一日ですべてをまわるのは難しいかもしれません。
どのコースもそれぞれ違った魅力があります。
あじさいシーズンに何度でも鎌倉に足を運んで、自分好みのコースを見つけてみてくださいね♪