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鎌倉の紅葉名所 鎌倉宮編

2024.09.26

後醍醐天皇の皇子・護良親王をお祀りする大塔宮 鎌倉宮は、紅葉の季節になると鎌倉でも有数の紅葉の名所です。樹齢の高いモミジなどの木々があり、境内に100本のイロハモミジ、カエデ、ハゼなどが植えられています。

例年の見頃は、11月下旬から12月下旬まで。今年も11月後半から色づき始めています。

参道にそびえる、目を引く白い鳥居は地元の人に愛されている1869年に明治天皇の勅命により創建された神社です。

秋になると、境内に紅葉が大きく枝葉を広げ、空を美しい紅葉色に覆い隠してしまうほど。その姿は、「紅葉の天井」とも呼ばれ、美しい葉の間から透ける陽の光が紅葉を一層際立てています。

2020年はコロナウィルス対策のため、手水舎が使用禁止。代わりに、鎌倉宮では手水鉢に獅子頭(ししがしら)を並べ、真赤に紅葉した紅葉をいけています。

獅子頭には古来より厄除け・魔除けのお守りとして知られ、鎌倉宮の御祭神・大塔宮護良親王におかれましてもご自身の兜の中に入れて戦い、鎌倉幕府打倒を果たしたという誠に由緒あるものだそうです。
玄関に置いておくと悪いものを払い、悪いもの(厄)を食べ、幸せを招くという言い伝えがあるのだそう。

境内には、「かわらけ(盃)」に息を吹きかけて投げつけて割ると厄払いになるといわれる「厄割り石」などもあるので、紅葉狩りと一緒に散策してみては?

美しく赤く染まった鎌倉宮、ぜひ鎌倉散策のコースに入れてみてください。

スポット名鎌倉宮(大塔宮)
住所〒248-0002
神奈川県鎌倉市二階堂154
電話番号0467-22-0318
URLhttp://www.kamakuraguu.jp
記事を書いた人
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