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江の島灯籠2022開催!湘南の夜を彩る灯籠の灯りで夕涼み&観光スポットもご紹介

2023.04.10

江の島の夏を色鮮やかに盛り上げてくれる『江の島灯籠2022』。
夏の風物詩にもなっている江の島のイベントです。島内の主要な施設を中心に1000基もの灯籠が設置され、すべてに灯りが灯った時美しい光景が広がります。
今回は『江の島灯籠2022』と、江の島に行くなら一緒に楽しんでもらいたい周辺の観光スポットについてお伝えしていきます。
暑い夏の夜に、幻想的な雰囲気の中で夕涼みしませんか?

江の島灯籠とは

夏の江の島の風物詩となっている『江の島灯籠』。
幻想的な光の演出に魅了されること間違いなしです。
では、江の島灯籠ではどのような楽しみ方ができるのでしょうか?
江の島で夏の思い出を作りたい方、ぜひチェックしてみてくださいね♪

江の島灯籠ってどんなイベント?

江島神社や江の島サムエル・コッキング苑など主要な施設を中心として、島内のいたるところで灯籠に灯りが灯される夏の幻想的なイベント。
江の島では冬のイルミネーションもよく知られていますが、夏の灯籠はイルミネーションとは一味違う、柔らかな灯りが魅力的です。

江の島灯籠の楽しみ方をご紹介

江の島島内にシンプルに灯籠が並べられているだけのイベントではありません。
場所ごとに、様々な演出が施されていて、光の世界を満喫することができます。

光の絵巻によって表現される江の島伝説の物語

江島神社の瑞心門では、「光の絵巻」によってシーンごとに光の演出がされ、江の島の伝説が表現されています。江の島の伝説とは、悪行を重ねる五頭龍が天女に恋をして悪行を断ったという話。
「光の絵巻」の空間デザイナーは、ベルベッタ・デザインの代表を務める長谷川喜美さん。国内外で多岐にわたる活動をしている空間デザイナーです。
光の絵巻での演出は、瑞心門から天女が祀られている辺津宮への石段にも続いています。
辺津宮では、天女と五頭龍の恋愛が成就するエピソードなどが光で表現され、恋愛成就を願った演出が。ロマンチックなムードに包まれます。

影絵灯籠や影絵遊びもできる

江の島サムエル・コッキング苑では、影絵灯籠によって江の島伝説が再現されています。光の絵巻とはまた違った楽しみ方ができますよ。
灯籠に描かれる物語に夢中になってしまいそうです。
また、昔ながらの影絵体験ができるコーナーもありますよ。鑑賞するだけではなく体験できるコーナーがあるので、お子さんも飽きずに楽しめそうですね。

ライトアップと夜景を楽しむ

中津宮や奥津宮、江の島岩屋などでは、ほの暗い幻想的な雰囲気の中で灯籠のライトアップを楽しむことができます。
浴衣が似合う風景です。お友達同士やカップル、家族で浴衣を着て歩けば特別な夏の思い出になるでしょう。

江の島は、夜景のきれいさも魅力の一つです。
島を上るときはエスカーというエスカレーターがありますが、下りはありません。大変だなあ…と思うかもしれませんが、ゆっくり下りながら江の島の夜景を楽しみましょう。

「影絵の夜」で江ノ島灯籠のフィナーレまで満喫する

8月の終わりには、「影絵の夜」がイベントステージで行われます。影絵とライブを楽しむことができますよ。
江の島灯籠のイベントもフィナーレに近づくころ。
最後まで余韻に浸りたいという方は、ぜひ参加してみてください。

江の島灯籠2022概要&スケジュール

開催日7月23日(土)から8月31日(水) 点灯時間:18:00~20:30
(土・日・祝と8月11日~16日は21:00まで)
※雨天・荒天中止
開催場所江の島島内
主催・共催湘南藤沢活性化コンソーシアム
お問い合わせ藤沢市観光センター:0466-22-4141(8:30~17:00)
URL公式サイト

おまけ:江の島は『鎌倉殿の13人』ゆかりの地

江の島は、『鎌倉殿の13人』ゆかりの地でもあります。
北条家の家紋はミツウロコなのですが、そのルーツは北条時政の江の島でのエピソードにあります。
太平記によると、北条時政は幕府草創の頃に江の島に参龍して子孫繁栄を祈ったそうです。
江の島の岩屋で祈りをささげた満願の夜、美女(弁財天)が現れました。
そして時政に、子孫が日本の主となって反映していくことを告げたのです。そのあと美女は大蛇(龍)となって海中へと姿を消し、大きな鱗を3つ落としていきました。
「所願成就した!」と喜んだ時政が、その3つの鱗(ミツウロコ)を家紋としたということです。

江の島灯籠と一緒に楽しみたいおすすめ観光スポット

江の島灯籠の点灯時間は18:00からです。
その時間に合わせていくのではもったいないですよ!
江の島周辺には、ぜひ訪れていただきたいおすすめ観光スポットがたくさんあります。
夜のイベントの前に、周辺の観光スポットも満喫してくださいね。

スポット1. 腰越・片瀬海水浴場

画像提供:PIXTA

江の島周辺には、3つの海水浴場があります。腰越海水浴場・片瀬東浜海水浴場・片瀬西浜海水浴場です。
それぞれ海の家があり、快適に海水浴を楽しむことができますよ。

腰越海水浴場は、比較的波が穏やかで海の家も多くありません。静かに過ごしたい子連れの方にもおすすめ。
江の島を臨むことができる穴場スポットとしても隠れた人気がありますよ。
腰越駅から徒歩3分と近いため、電車で訪れる方も便利でうれしいですね。

片瀬東浜・西浜海水浴場は、海の家が多くにぎやかな印象です。
2022年はサウナテントを体験できる海の家もあるということで、新しい楽しみ方ができそうです。
海の家でアルコールを楽しむのも気持ちがよさそうですね。

海水浴場名腰越海岸
住所〒248-0033
神奈川県鎌倉市腰越2丁目9 腰越海岸
アクセス江ノ島電鉄線 腰越駅より徒歩約3分
海水浴場名片瀬西浜・東浜海水浴場
住所〒251-0035
神奈川県藤沢市片瀬海岸1丁目15-1 片瀬東浜海水浴場
アクセス小田急電鉄線 片瀬江ノ島駅より徒歩約5分

スポット2. 新江ノ島水族館

新江ノ島水族館も定番の観光スポットですが、暑い夏は特におすすめです。
涼しい館内で過ごしながら、クラゲやイルカなどのショーやイベントを楽しみましょう。癒されること間違いなしです。
また、新江ノ島水族館の景色も最高なのでぜひ見てみてください。右手には富士山、左手には江の島が見えますよ。
学びスポットもあって、もちろんお子さんにもおすすめです。

施設名新江ノ島水族館
住所〒251-0035
神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
電話番号0466-29-9960
営業時間12月~2月 10:00~17:00(最終入場16:00)
3月~11月 9:00~17:00(最終入場16:00)
※安全点検、気象状況等により営業時間の変更や臨時休館する場合があります。
 詳細は、ホームページよりご確認ください。
定休日年中無休
入館料大人:2,500円、高校生:1,700円、小・中学生:1,200円、幼児(3歳以上):800円
URLhttps://www.enosui.com/

スポット3. べんてん丸(遊覧船)

別な体験をしたい方には、べんてん丸という遊覧船がおすすめ。
江の島弁天橋と稚児ヶ淵までの間を運航しています。約6分という時間ですが、天気のいい日には富士山を一望することもできますよ。
もちろん、海上から眺める江の島も存分に楽しむことができます。
江の島の観光スポットである江の島岩屋近くに到着するので、江ノ島岩屋に行く方にとってはとても便利です。

施設名べんてん丸
住所〒251-0036
神奈川県藤沢市江の島1-7-9
電話番号0466-22-4141(公益社団法人藤沢市観光協会 藤沢市観光センター)
入館料中学生以上:400円 、6歳以上:200円、未就学児:無料
URLhttps://www.fujisawa-kanko.jp/access/bentenmaru.html
運航について運航情報は毎日10:00頃に確定するため、10:00以降に藤沢市観光センターまで問い合わせて確認してください。
海の状況によって途中で欠航になることもあります。

スポット4. ENOTOKI

2020年にオープンした商業施設『ENOTOKI』。ショップやカフェ、レストランが入っています。
地元住民も観光客も湘南の開放的な雰囲気を感じることができる空間です。
食事やお茶を楽しんだり、本屋さんでゆったりとした時間を過ごすこともできますよ。

施設名ENOTOKI
住所〒251-0035
神奈川県藤沢市片瀬海岸2丁目18-17
営業時間お店により異なります。
URLhttps://enotoki.com/

スポット5. 満福寺

腰越にある源義経ゆかりのお寺である『満福寺』。
平家を滅ばして鎌倉に凱旋した義経でしたが、頼朝から鎌倉入りを拒まれ、許しを得る書状を満福寺でしたためたと言われています。
義経腰越状と呼ばれるその手紙を、弁慶が下書きしたと伝えられるものが満福寺にあります。
その他境内には、義経が手を洗ったと伝えられる井戸や弁慶の腰掛石と伝えられる石などがあり見どころ満載です。

寺院名満福寺
住所〒248-0033
神奈川県鎌倉市腰越2-4-8
TEL/FAX0467-31-3612
開門時間9:00〜17:00
拝観料大人:200円、中学生:100円、小学生以下:無料
URLhttp://www.manpuku-ji.net/

スポット6. 鎌倉高校前駅

画像提供:PIXTA

江の島から少し足を延ばしたところにある、江ノ電の腰越駅や鎌倉高校前駅も立派な観光スポットと言えますよ。
江の島駅から腰越駅までの間は、江ノ電が路面を走る光景を見ることができます。
車とすれ違う様子を見るのはドキドキしますが、間近で江ノ電を見ることができるので思わず写真を撮りたくなってしまいます。
さらに鎌倉駅寄りの鎌倉高校前駅は、駅自体を楽しむことができるスポット。
駅のホームから美しい海を見渡せる場所にあり、『関東の駅百選』にも選ばれています。
鎌倉高校前駅の横には、アニメに登場することで有名になった踏切がありますよ。

スポット名鎌倉高校前駅
住所〒248-0033
神奈川県鎌倉市腰越1丁目1

夏の思い出作りは江の島灯籠で決まり♪

幻想的な夏のイベント『江の島灯籠』は必ずおさえてほしいイベントですので、浴衣を着たり思い思いの楽しみ方をしてみてください。
江の島は『鎌倉殿の13人』ゆかりの地でもあるので、大河ドラマを見ている方もぜひ。
また、江の島周辺には魅力的な観光スポットがたくさんあります。
昼間から江の島周辺を満喫したい!という方は、ぜひ周辺の観光スポットも巡ってみてくださいね。
皆さんの特別な夏の思い出ができますように…♪

記事を書いた人
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