鎌倉市今泉台。ここ数年でぽつぽつと店が増え、少しずつ人の流れが生まれている話題のエリアです。そんな場所に、わざわざ足を運びたくなるパン屋さんがあります。
その名は cailloux(カイユー)。フランス語で“小石”を意味する店名のとおり、派手さよりも確かさが、手のひらに残るお店です。

カイユーのパンは、店主の吉田さんの故郷・北海道の有機小麦を使い、小麦由来の天然酵母で仕込まれています。成形はシンプル。焼き色も控えめ。でも一口かじると、小麦の輪郭がくっきり立ち上がる。噛むほどに、発酵の酸味と香りがゆっくり広がっていきます。
ここで焼かれるパンは、どれも大きめ。

「毎日の食卓に置いて、少しずつ切って食べてほしい」

そんな意図が、サイズ感から伝わってくるようです。
店主の吉田さんは北海道で生まれ育ち、大学では油絵を学んだ後に、美術教師として働いた経歴を持ちます。その後、広島の名店「ドリアン」での研修を経て、幼い頃からの夢だったパン屋を開業しました。
白とウッドを基調にした店内は、余白を大切にした空間。パンが並ぶ棚も、壁の色も、照明の距離感も、どこか“展示”のようでいて、決して緊張しない。元・美術の先生らしい美意識が、さりげなく息づいています。

おすすめは看板のパン・ド・カイユー。全粒粉100%の田舎パンで、ホールは税込1,200円、ハーフは600円(※取材時の価格)。
どっしりと重みがあり、クラストは香ばしく、中はしっとり。乳酸菌発酵によるやさしい酸味があり、チーズやオリーブオイル、スープとの相性は言うまでもありません。消化がよく、毎日食べても身体に負担が少ないのも、このパンの魅力です。

店内には、自然派ワインやチーズも並んでいます。パンに合うものを選んで置いているので、ここでパンを買えば、あとは飲み物と副菜を少し足すだけ。
パンだけでなく、食事として楽しむための組み合わせまで提案してくれるのが、この店らしさです。
小さなお店ですが人気は高く、閉店前に売り切れてしまう日も少なくありません。
確実に出会いたいなら、少し早めの時間がおすすめです。

📍 こんな人におすすめ

  • 観光地のにぎわいから、少し離れた鎌倉を歩きたい人
  • 食事としてのパンを、きちんと味わいたい人
  • ワインやチーズと一緒に、ゆっくり食卓を組み立てたい人
  • 「わざわざ通いたくなるパン屋」を探している人

📍 店舗情報

店名cailloux(カイユー)
住所鎌倉市今泉台4-19-12
営業時間木曜日〜土曜日 11:30〜17:00
定休日日曜日~水曜日
アクセス大船駅から鎌倉湖畔巡回バス「北鎌倉台」下車/北鎌倉駅から徒歩25分
Instagramhttps://www.instagram.com/pain_cailloux/

記事を書いた人
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