コース

鎌倉の趣ある風景をあじさいと一緒に楽しむ金沢街道1日コース

2023.06.06

鎌倉には、あじさいシーズンに多くの方が訪れる名所と呼ばれる場所が何か所もありますが、近年新たに名所と呼ばれるようになったスポットも。それが金沢街道沿いにある『一条恵観山荘』です。
情緒あふれる雰囲気とあじさいがマッチして癒しの空間が広がります。そんなあじさいの新名所と、長い間鎌倉の観光名所と呼ばれている鶴岡八幡宮を含むあじさい満喫の1日コースをご紹介します。

新名所を含むあじさい巡りで風情ある光景に満たされる

鎌倉駅からバスで向かう金沢街道エリア。花の名所や歴史ある古刹など、一度は訪れてみたいスポットが点在しています。
あじさいシーズンには、思わず写真を撮りたくなるようなフォトジェニックな場所が多くあり、様々な表情のあじさいを楽しめるのが魅力のコース。
鎌倉の趣ある風景と一緒にあじさいを満喫したい方におすすめです。

新旧の名所とあじさいを同時に満喫する旅の巡り方

鎌倉の中で、王道といえる観光名所である鶴岡八幡宮と、新名所と言われている一条恵観山荘。
その2か所と、さらには報国寺など趣ある風景を見せてくれるスポットまで巡ることのできるこのコース。ランチとカフェタイムも満喫できるコースの巡り方をご紹介。

10:00 一条恵観山荘で絵画のようなあじさい風景を目に焼きつける

鎌倉駅からバスに乗って向かうことのできる一条恵観山荘。所要時間は約15分ほどの距離です。
一条恵観山荘は、後陽成天皇の第九皇子であり、摂政・関白を2度務めた一条恵観によって営まれた山荘。昭和34年に鎌倉に移築され、昭和39年には国の重要文化財に指定されています。
2017年に一般公開されてからは、四季折々の美しい景色を見せてくれるスポットとして話題に。

一条恵観山荘には、各所に美しく飾られた花手水があり思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん。色の鮮やかさ、そしてアートのような美しさに心を奪われます。

一条恵観山荘の敷地内では、花手水以外にも趣を感じられる魅力的な風景が多く見られます。
あじさいの色彩や種類も場所によって異なるので、アート性だけではなく、あじさいの花の魅力も溢れています。
いたる所にあじさいが咲くので、新名所の趣ある雰囲気とカラフルなあじさいをゆったりと堪能してみてはいかがでしょうか?

スポット名一条恵観山荘
住所鎌倉市浄明寺5-1-10
TEL/FAX0467-53-7900
開館時間10:00~16:00(最終入園15:30)
休園日月・火曜日、ほか催事開催時

11:30 『蕎麦・酒 青海波』でくつろぎのランチタイム

一条恵観山荘であじさいを堪能した後は、古民家のくつろげる雰囲気が魅力の『蕎麦・酒 青海波』でこだわりのお蕎麦をいただきます。一条恵観山荘から徒歩5分ほどで行くことのできるお店です。
古民家を使った店舗は、見た目からゆったりできそうな雰囲気が魅力。こだわりのお蕎麦と旬の食材、日本酒まで楽しめてくつろぎのランチタイムが過ごせそう。

メインのお蕎麦は北海道産の蕎麦粉を独自にブレンドし、コシやのどごしを追求されているところが美味しさのポイントだそう。
ランチタイムでも、お蕎麦と一緒に軽く一杯飲める雰囲気が大人には嬉しいポイントです。

スポット名蕎麦・酒 青海波
住所神奈川県鎌倉市浄明寺4-2-31
電話番号050-5589-8299
営業時間ランチ:11:30~14:30
ディナー:17:00~21:00
※ディナーは前日までの予約必須
※お蕎麦がなくなり次第終了
定休日水曜日、火曜日
公式Instagramhttps://www.instagram.com/seikaiha_kamakura/

12:30 上品さが際立つアナベルが美しい浄妙寺

画像提供:PIXTA

美味しいお蕎麦をいただいたら、歩いて7分ほどの場所にある浄妙寺であじさい散策の再開です。浄妙寺は足利義兼が創建したお寺で、鎌倉五山の第五位。風格を感じさせる本堂が印象的です。本堂前にあじさいが咲くので、あじさいと本堂のお寺らしい風景を見ることができます。

画像提供:PIXTA

浄妙寺の境内に、石窯ガーデンテラスというレストランがあります。そのお店の前には、アナベルという白いあじさいが咲き誇ります。
山門からの道沿いにあるのでお見逃しなく。青や紫のあじさいとはまた違う、上品な雰囲気が感じられます。

寺院名浄妙寺
住所鎌倉市浄明寺3-8-31
TEL0467-22-2818
参拝時間9:00~16:30
拝観料/入館料大人(中学生以上):100円
小学生:50円
障害者:無料(要障害者手帳)
市内高齢者:無料(要福寿手帳)

13:30 癒しの竹林とあじさいの光景が魅力の報国寺

画像提供:宮本英治

浄妙寺から5分ほど歩くと着く報国寺。ミシュラン・グリーン・ガイド・ジャポンを獲得した竹林の美しさで有名なお寺で、その竹林とあじさいのコラボレーション風景を見ることができます。
1334年に創建された後、足利・上杉両氏の菩提寺として栄えました。

画像提供:宮本英治

報国寺を訪れると、山門の前からあじさいの花が出迎えてくれます。風情のある雰囲気がお寺の外にまで漂っていて魅力的。
境内に入ると、梅雨の時期のしっとりとした美しさと緑の多さに癒されます。さらに竹林の方まで進むとあじさいとの共演を見ることができ、とても神秘的な雰囲気に心が休まる時間を過ごせそう。
いつの季節も美しい報国寺の竹林ですが、この時期しか見ることのできないあじさいとのコラボレーションを楽しんでみては?

寺院名報国寺
住所鎌倉市浄明寺2-7-4
TEL0467-22-0762
参拝時間9:00~16:00
抹茶の受付は15:30まで。
(年末年始 12/29~1/3 は拝観を休止)
拝観料300円
抹茶(干菓子付): 600円
URLhttps://houkokuji.or.jp/

15:00 フォトジェニックな鶴岡八幡宮のあじさい

報国寺から歩くこと20分ほどで、鎌倉の中心とも言える観光名所・鶴岡八幡宮に着きます。800年以上の歴史がある、源頼朝と深い関わりのある場所です。
四季折々の魅力ある風景を見せてくれる鶴岡八幡宮ですが、あじさいの時期にもフォトジェニックな光景を見ることができます。

鶴岡八幡宮のあじさいスポットはそこまで多くはないのですが、美しいあじさいが色通り豊かに並べられた花手水は一見の価値あり。
風情のある神社らしい涼やかな光景は、思わず写真に納めたくなります。いつもとは少し違う形でのあじさいの楽しみ方ですが、つい目が行ってしまう光景に心も満たされそう。

寺院名鶴岡八幡宮
住所鎌倉市雪ノ下2-1-31
TEL/FAXTEL:0467-22-0315 FAX:0467-22-4667
参拝時間4月~9月:5:00~21:00
10月~3月:6:00~21:00
URLhttp://www.hachimangu.or.jp/

16:00 café vivement dimancheで至福のカフェタイム

鶴岡八幡宮から鎌倉駅方面に歩いて15分ほどで着く『café vivement dimanche』で癒しのカフェタイムを過ごします。日本のカフェカルチャーを引っ張ってきたと言われているお店。
行列ができていることが多いのですが、こだわりのコーヒーやカフェメニューはどれも魅力的で行列に並んででも味わってみたいものばかり。

焙煎の度合いで選べる自家焙煎コーヒーは20種類以上あります。コーヒーが好きな方も、自分好みのものを選べて楽しめそう。あまり詳しくない方は、自分の好みの味を伝えると合いそうなコーヒーを選んでくれるので相談してみてください。
パフェメニューも可愛らしく、甘いパフェは旅の疲れを癒してくれそうです。

店名カフェ・ヴィヴィモン・ディモンシュ
住所鎌倉市小町2-1-5 桜井ビル1F
TEL0467-23-9952
営業時間11:00~18:00(L.O.17:30)
定休日水曜日、木曜日

風情ある雰囲気と共にあじさいを楽しむ

人気の新名所一条恵観山荘から巡るあじさい旅をご紹介しました。金沢街道沿いにあるあじさいの名所を網羅する1日コースは、新旧の観光名所を含む4ヶ所をゆったりと巡ることができ、心が満たされること間違いなしです。
風情のあるあじさい風景やフォトジェニックな風景に触れて癒されてみてください。

記事を書いた人
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