江ノ電の極楽寺駅からすぐの場所にある極楽寺。
情緒あふれる茅葺屋根の山門が印象的なお寺です。梅雨の時期には山門横にあじさいが咲き誇り、思わず引き込まれるような風情を感じる風景を見せてくれる極楽寺ですが、春も桜をはじめとして白藤や八重桜など、訪れる人々を楽しませてくれます。
白藤が美しい時期の極楽寺の魅力をご紹介。
茅葺き屋根の山門に趣を感じる花の美しいお寺
極楽寺があるエリアはあじさいの名所も多いので、シーズン中は人が多くなりますが、いつもは静かに時が流れる鎌倉らしい風景を見せてくれるエリアです。
関東の駅100選に認定され、映画やドラマで目にすることの多い極楽寺駅が見える場所に、極楽寺はあります。
極楽寺を建立したのは北条義時の三男である重時。1259年に建てられて以来、全盛期には49もの塔頭を備えた大寺院でしたが、合戦や地震などの影響で、現在では山門と本堂のみを残す形となりました。
茅葺き屋根の山門、江ノ電の見える風景、そして四季折々の美しい花々を見せてくれるという、魅力あふれるお寺です。
見逃せない風景の多い春の極楽寺
春の極楽寺は、可憐な花々が咲き誇り、心にとどめておきたいような風景を多く見ることができる贅沢なスポット。桜が散った後に美しく咲き誇る白藤は特に見逃せない風景を見せてくれます。
新緑の中で美しく咲く白藤に心を奪われる
白藤を見る機会はあまりないかもしれませんが、極楽寺ではその美しい姿を惜しげもなく披露してくれています。
新緑のきれいさの中に、白く輝くように咲き誇る白藤は思わず心を奪われてしまいそうな美しさ。見ているだけで疲れた心も癒されそう。
青空にも映える白藤。房はそこまで長くないですが、コンパクトに咲いていても存在感は抜群です。極楽寺の藤棚は少しだけ奥まった場所にありますが、お見逃しなく。
白藤と共に咲く八重桜、つつじも一緒に楽しみたい
本堂前に咲く八重桜も、白藤と共に楽しむことができます。
ポンポンとした可愛らしい花が咲き愛らしい印象の八重桜。花びらの薄ピンクは白藤の白とも馴染んで相性が良く、境内は優しげな雰囲気に包まれます。
藤棚の下にはつつじも咲いています。色鮮やかなものと可愛らしい色合いのもの。
堂々と咲き誇る白藤の下につつじ以外の花も咲いているので、そちらもぜひ眺めてみてください。
華やかムードの極楽寺でリラックス
春の極楽寺はさまざまな種類の花々が次々と咲き誇り、華やかで優しい空気に満たされます。その中でも白藤は新緑の中によく映えて美しく、ぜひ見ていただきたい魅力が満載。
ゆったりと境内を散策し、花々の美しさや可憐さに心を癒されてください。
スポット名 | 極楽寺 |
住所 | 鎌倉市極楽寺3-6-7 |
TEL | 0467-22-3402 |
参拝時間 | 9:00~16:30 (宝物館は10:00~16:00) |
拝観料/入館料 | 志納 |