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新江ノ島水族館|こだわり展示に囲まれる癒しのひと時

2024.07.30

湘南エリアの観光スポット、デートスポットとして『新江ノ島水族館』をイメージする人は多いのではないでしょうか?
2024年で20周年を迎えた新江ノ島水族館。「わくわくドキドキ冒険水族館」をコンセプトに、いつも新しい発見に出会える場として私たちを楽しませてくれています。
今回は、新江ノ島水族館の方に伺ったお話を含め、多くの人を魅了する理由をお伝えしていきます。

冒険感覚で楽しめるエデュテインメント水族館

【新江ノ島水族館】大迫力の相模湾水槽(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
当館では、「わくわくドキドキ冒険水族館」をコンセプトに掲げています。まさに、遊びながら学ぶことのできる水族館です。

『エデュテインメント(Edutainment)』という言葉を聞いたことがありますか?
教育という意味の「エデュケーション」と娯楽という意味の「エンターテインメント」を組み合わせた造語で、博物館や美術館などでは楽しみながら学習するという用語として知られている言葉です。新江ノ島水族館では、エデュテイメント性の高いコンテンツとプログラムを開発し、提供してくれています。

【新江ノ島水族館】クラゲファンタジーホール(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
先人たちが築き上げてきた飼育技術や展示手法を受け継いできたからこそ、イルカショーやクラゲの展示等、当館でしかご覧いただけない空間があります。

海の生き物を鑑賞して終わりではなく、わくわくドキドキの冒険感覚で楽しめるという新江ノ島水族館。その歴史は長く、2024年で20周年を迎えました。旧・江の島水族館の時代からは70周年になると言います。日本の近代的水族館の第1号としてその歴史は始まり、他の水族館にはない飼育技術や展示手法を受け継いできました。
開放的なロケーションで繰り広げられるイルカショーや、いつでも癒し空間を作ってくれているクラゲの展示は、新江ノ島水族館ならではのものだそうです。

絶好のロケーションを最大限に活かしたこだわりの展示

【新江ノ島水族館】イルカショー(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
新江ノ島水族館は相模湾に面し、右手に富士山、左手に景勝地・江の島が控える絶好のロケーションにある水族館です。

一年を通して最も多い来場者層はファミリー層だとのことですが、誰もが魅了されるそのロケーションは、大人だけで訪れても楽しめること間違いなしのスポット。
新江ノ島水族館に入ると、右手に富士山、左手には江の島が見える開けた光景を目の当たりにすることができます。
そして、そのロケーションを最大限に活かした展示が、新江ノ島水族館の注目すべきこだわりなのです。

【新江ノ島水族館】シラスサイエンス(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
館内最大の相模湾大水槽は、実際に飼育スタッフが相模湾に潜って見てきた海の中の岩のようすまでを再現しています。

新江ノ島水族館では、目の前に広がる「相模湾と太平洋」、そしてそこに住む「生き物」をテーマに展示されています。
館内最大の相模湾大水槽は、実際に飼育スタッフが潜って見てきた海の中の様子を再現しているそうです。表層、中層、底層にくらす多種多様な魚たちがくらしているからこそマイワシが実際の相模湾を泳ぐように、綺麗に群れで泳ぐ様子が見られるとのこと。

【新江ノ島水族館】クラゲサイエンス(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
毎日クラゲの調査・採集に地元・江の島へ行き、その日の海にいるクラゲを展示しているのも、相模湾の今をお伝えするためのこだわりです。

その時々のリアルな海の世界を再現してくれている新江ノ島水族館。波を造る装置を使って、浅い場所を表現したり、深度による生き物の違いも観察することができます。

【新江ノ島水族館】毎日クラゲ採集の特別展示(画像提供:新江ノ島)

さらには、毎日江の島へ行ってクラゲの調査をしているというのも驚きです。そうすることで、その日の海にいるクラゲを展示しているとのこと。
“相模湾の今”を伝えるというこだわりが、多くの人を何度も水族館に引き寄せている秘訣なのではないでしょうか。

季節や時期によって楽しみ方いろいろの企画展

【新江ノ島水族館】20周年特別展示(画像提供:新江ノ島)

常設展示だけでも、近くの海の様子をリアルに伝えてくれて冒険感覚で海の世界に没頭させてくれる新江ノ島水族館ですが、季節や時期によってさまざまなテーマを持って行われる企画展も見逃せません。
今まで行われた企画展では、ハロウィン時期の『えのすいハロウィン』や『恋する”えのすい”』と名付けられたバレンタインイベント、また季節の花とクラゲとのコラボが美しい演出などがあります。

2024年『感謝』と『挑戦』をテーマにした開館20周年の特別展

【新江ノ島水族館】20周年“えのすい”くらげ展(画像提供:新江ノ島)

2024年は新江ノ島水族館が開館して20年を迎えるという特別な年ということで、20周年特別展が4月から約3ヶ月間行われました。
そして、7月からは『“えのすい”のくらげ展』が開催されています。新江ノ島水族館を代表する生き物であるクラゲを、館内の各所で見ることのできるこちらの企画展。

【新江ノ島水族館】くらげ(画像提供:新江ノ島)

以前は嫌われ者だったクラゲが、どのようにしてそのイメージを払拭し、幻想的できれいな生き物として認知されてきたのか、その移り変わりを水族館の歴史を通して知ることができます。
いつも癒やしを与えてくれるクラゲ達の歴史を垣間見れる絶好の機会を、ぜひお見逃しなく。

リラックスして過ごせる水族館

【新江ノ島水族館】クラゲファンタジーホール(画像提供:新江ノ島)

新江ノ島水族館の方のコメント:
「また来たくなる、世界一居心地のいい水族館」でありたいと思っています。新しいことに出会える場として、ゆっくりと生き物に癒やされる場として、大切な人と訪れる場として、それぞれのお客さまの過ごしたい過ごし方を叶える時間を過ごしていただきたいです。

新江ノ島水族館を訪れた人たちに、どのような時間を過ごしていただきたいか、という問いに対してこのように答えてくださいました。
毎日近くの海に潜って、その時のリアルな海の世界を感じさせてくれる展示、そして、オープンな空間でイルカ達の魅力をしっかりと見せてくれるイルカショーなど、刺激も盛りだくさんの新江ノ島水族館。

【新江ノ島水族館】フンボルトペンギン(画像提供:新江ノ島)

刺激がある中にも、リラックスできるようなクラゲの展示があったり、ほっこりとできるような可愛らしい生き物がたくさんいたり…私たちを癒してくれる要素も揃っています。
その両方があるからこそ、多くの人が癒され、そして何度でも足を運びたくなるような居心地のいい場所になっているようです。

海を身近に感じられる新江ノ島水族館で癒しのひと時を

新江ノ島水族館の方のコメント:
毎日変わる海の表情、そこに暮らす生き物たちのことを身近に感じていただきながら、ぜひゆっくりと “えのすい”でお過ごしいただけたらうれしいです。

『えのすい』という愛称でも親しまれる、新江ノ島水族館についてお伝えしてきました。
新江ノ島水族館では、誰もが魅了されるロケーションの中で、海の生き物について知り、海の生き物に癒やされ、海の生き物を身近に感じることができます。
展示のこだわりや工夫を頭の片隅におきながら、ぜひ今までとは一味も二味も違う楽しみ方をしてみてくださいね。

スポット名新江ノ島水族館
住所神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
アクセス・小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約3分
・江ノ島電鉄「江ノ島駅」から徒歩約10分
・湘南モノレール「湘南江の島駅」から徒歩約10分
電話番号0466-29-9960
開館時間3月1日~11月30日 9:00~17:00 (受付は16:00まで)
12月1日~2月28日 10:00~17:00(受付は16:00まで)
※その他:時期により変更する場合があります。
入場料大人 2,800円
高校生 1,800円
小・中学生 1,300円
幼児(3歳以上) 900円
公式サイトhttps://www.enosui.com/
記事を書いた人
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