自然

江の島から見る初日の出!感動の体験から新年をスタート

2024.02.22

2024年の始まりを、江の島からの初日の出と迎えませんか?浜辺に広がるオレンジに染まる空、静寂の中でゆっくりと昇る太陽、そして、新しい一年の希望と期待が胸を満たす瞬間。
この記事では、そんな感動を倍増させる、江の島での初日の出の楽しみ方を紹介します。おすすめのビュースポットや初日の出の時間なども要チェックです。

まずは江の島での初日の出時刻をチェック

2023年の江の島での初日の出の時刻は、国立天文台が公開している情報によれば6時51分でした。
2024年の初日の出は、以下の条件で見られると予想されます。

  • 時刻:6:50頃

※日の出時刻は当日の状況により変動します。参考としてお考え下さい。

  • 方角:東南東

江の島の場合、陸を背にして広大な海を眺め、三浦半島越しに初日の出を楽しむことができます。何か所かビュースポットがありますが、人気のビュースポットは混雑する可能性が高いようです。日の出の1時間前頃には、到着するように向かうと安心。

さらに、周辺道路の混雑も予想されます。当日は、車ではなく公共交通機関を利用するのがおすすめです。公共交通機関の情報を確認して、初日の出の美しい光景を見逃さないように準備しましょう。

しっかり確認しよう!大晦日~元旦の公共交通機関情報

【江の島の初日の出】腰越~江ノ島に向かう江ノ電

新年を江の島で迎える時には、公共交通機関を利用するのがとても便利です。
ここでは、2022年〜2023年 年末年始(12月30日~1月3日)の主要な公共交通機関の運行情報を例として紹介します。

※2023年10月現在、年末年始のダイヤはまだ発表されていません。最新情報は各交通機関にご確認ください。

小田急線

2023年元旦の早朝特急ロマンスカー「ニューイヤーエクスプレス号」の上下線各1本や各駅停車などの臨時列車の運転。
2022年12月30日~2023年1月3日土日ダイヤ
https://www.odakyu.jp/

都内から江の島に向かうのに便利な小田急線。年末年始の終夜運転がない場合は、除夜の鐘や夜中の初詣には利用できないですが、都内から初日の出を見に行く際には使えそうです。

江ノ島電鉄

2022年大晦日~2023年元旦通常ダイヤ
https://www.enoden.co.jp/

以前は、終夜運転していることもありましたが、近年はコロナの影響で、大晦日から元旦にかけても通常ダイヤで運行しています。
鎌倉で有名な初詣スポットに行く際に利用した方も多いのではないでしょうか?終夜運転していた頃は、夜中の江ノ電も混雑していました。

湘南モノレール

2023年元旦の早朝臨時列車を運行
2022年12月30日~2023年1月3日土休日ダイヤ
2023年1月1日~2023年1月22日干支スタンプのヘッドマークを装着した『令和5年迎春お正月記念号』を運行
https://www.shonan-monorail.co.jp/

大船から湘南モノレールの湘南江の島駅までは約15分。元旦の早朝に臨時列車が出る場合、混雑を回避しつつスムーズに初日の出を見に行ける交通手段となります。

JR

2023年元旦(0時00分~5時00分)横須賀線(横浜-逗子間)約80分間隔で運行
2022年12月30日~2023年1月3日休日ダイヤ
https://www.jreast.co.jp/

大晦日から年始にかけては、鎌倉駅周辺で交通規制が実施されるため、鎌倉駅に向かうために電車を利用する人が多くなります。利用する際は、時間の余裕をもって行動することがおすすめ。

江ノ電バス

2022年12月29日~2022年12月31日土休日ダイヤで運行
2023年1月2日~2023年1月3日正月ダイヤで運行
https://www.enoden.co.jp/bus/

鎌倉駅周辺は年末年始に交通規制が実施されるため、ダイヤ変更に合わせて、鎌倉駅東口を発着するバスの発着場所が変更になります。
道路の混雑も予想されるため、少しの距離であれば、鎌倉の雰囲気を楽しみながら徒歩で向かうのもおすすめです。

混雑を避けるため、そして安全・快適な移動のためにも、事前に各交通機関の公式ウェブサイトやお問い合わせ窓口で最新の運行情報をチェックし、余裕を持ったスケジュールでお出かけください。

江の島周辺で初日の出に感動!おすすめビュースポット紹介

江の島の初日の出は、その美しい風景と神秘的な雰囲気で多くの人々を魅了しています。ここでは、江ノ島で初日の出を楽しむためのおすすめスポットをいくつかご紹介します。

江島の玄関口で見る絵画のような初日の出『弁天橋』

【江の島の初日の出】弁天橋の朝日

江の島の玄関口である『弁天橋』。弁天橋を通って江の島に渡ることができます。江の島に入る手前なので、電車の駅から近いスポット。初日の出ギリギリに到着となってしまった場合にも、楽しめるのが嬉しいポイントです。

弁天橋から見る初日の出は、三浦半島上に昇る太陽のオレンジ色の光が水面に反射し、まるで絵画のような美しさを放ちます。新しい年の希望や夢を感じさせてくれるだけでなく、視界が開けていて360度のパノラマビューで楽しめるため、どこから見ても絶景となります。ただし、風を遮るものが無いため暖かい服装で、特に風を通さない素材の上着を羽織るといいかもしれません。また、通行する人も多いため邪魔にならない場所で見るようにしましょう。

スポット名弁天橋
アクセス情報江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約7分

海の目の前で見る感動的な風景『片瀬海岸東浜』

【江の島の初日の出】片瀬海岸東浜の朝日

江ノ電江ノ島駅から江の島方面へ向かう途中、弁天橋の左側にある『片瀬海岸東浜』。
片瀬海岸東浜で見る初日の出は、その広大な海原を目の前に、太陽がゆっくりと昇る様子を間近で感じることができるでしょう。海が太陽の光でキラキラと輝き、その美しい景色は、訪れる人々の心を打つこと間違いありません。

また、砂浜は歩道近くよりも人出が少ないため、レジャーシートを携えて、ゆったりと初日の出を待つのがおすすめです。片瀬海岸東浜の周辺にはカフェやレストランが点在しており、初日の出を見た後に温かい飲み物や食事を楽しむことができるでしょう。

スポット名片瀬海岸東浜
アクセス情報江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約9分

ヨットのシルエットと初日の出の相性が絶妙『江の島ヨットハーバー』

【江の島の初日の出】江ノ島ヨットハーバーの朝日

弁天橋を渡り切り、江の島に入って左の方へ進むと、江の島ヨットハーバーがあります。江の島ヨットハーバーは、静かな海面に浮かぶヨットが織りなす風景で訪れる人々の心を捉えています。
初日の出の時、ヨットのシルエットと共に昇る太陽が絶妙に組み合わさり、絵になる風景が映し出されます。静かに揺れるヨットと、海面に映る太陽のオレンジ色の光が合わさるその幻想的な景色を見れば、ロマンチックなひとときを味わえるでしょう。
初日の出は三浦半島側の陸から登ってきます。ハーバー内の白い灯台がある堤防からの景色は格別の美しさを持っており、特におすすめです。

スポット名江の島ヨットハーバー
アクセス情報江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約23分

高台から見下ろす開放的な風景と初日の出『中津宮展望広場』

【江の島の初日の出】中津宮展望広場の朝日

江島神社の正面にあるのはメインの辺津宮ですが、初日の出スポットとして有名なのは、江の島の東側にある中津宮の展望広場です。
中津宮展望広場は、高所からの初日の出を堪能できる場所として知られています。下にヨットハーバーを見下ろし、その先にある三浦半島の山頂から太陽が昇る様子を見ることができます。
高台から見下ろす初日の出は、広がる開放的な風景と相まって、感動の瞬間を満喫できるのが魅力的。展望広場には有料の望遠鏡がありますが、太陽を直視すると目を傷める危険があるため使用は控えた方が良いでしょう。

近くの階段を上るとすぐに江島神社の中津宮があるので、初日の出を堪能した後は初詣はもちろん、美白、美肌、美笑、美形、美髪を祈願する絵馬やお守りが売られています。美容好きな人は必見ですね。

スポット名中津宮展望広場
アクセス情報江ノ電「江ノ島駅」から徒歩約23分

これらのスポットは、それぞれ異なる魅力を持っており、混雑状況も異なります。
初日の出を迎える場所を選ぶ際にはどこから見たいかだけでなく、歩く距離や場所取りができそうか、到着時間なども考慮することをおすすめします。

江の島の初日の出で心を浄化!新年の希望と祈りを込めて

【江の島の初日の出】ヨット越しに昇る朝日

江の島の初日の出は、新年の希望を感じる特別な時間です。太陽が昇る美しい瞬間は、心を打ち、新しい一年の幕開けを感じさせます。
初日の出を見た後は、江島神社で初詣やおみくじをして、安全や健康を祈る絶好の機会です。さらにお正月の江の島では、仲見世通りでの食べ歩きも魅力的。しらす丼や海鮮料理を堪能し、特産品を手に入れることもできます。
新年を、江の島からの美しい情景と共に心豊かに迎えてみませんか。

記事を書いた人
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